目次−2006年07月−
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■2006/07/31:場の共鳴
■2006/07/30:お椀山2/2
■2006/07/29:敏感フィンガー
■2006/07/28:少女と蛇
■2006/07/27:お椀山1/2
■2006/07/26:エレベータ2
■2006/07/25:エレベータ
■2006/07/24:勇気
■2006/07/23:先輩
■2006/07/22:ブラウン
■2006/07/21:散発
■2006/07/20:狆(ちん)
■2006/07/19:ガム
■2006/07/18:おにごっこ
■2006/07/17:隠し事
■2006/07/16:幼馴染
■2006/07/15:カンクロウ
■2006/07/14:10万円の記憶
■2006/07/13:おしどり夫婦
■2006/07/12:事務のおばちゃん
■2006/07/11:万力
■2006/07/10:満タン
■2006/07/09:中身
■2006/07/08:クレスタ
■2006/07/07:短冊に願ふ
■2006/07/06:あこがれのあのコ
■2006/07/05:少女
■2006/07/04:僕と鳥作
■2006/07/03:コンドーム
■2006/07/02:僕と課長
■2006/07/01:僕と後輩
■2006/07/31:場の共鳴
『ここからずっとずっと、遥か東の島で猿が顔を洗い出すんだ。
すると、不思議なことにここからずっとずっと、遥か西の島でも同じく猿が顔を洗い出すんだ。
なっ?不思議だろ?
こういうのを【場の共鳴】ってんだぜ。』
「でも遥か東の島って、行き過ぎると、結局遥か西の島にたどり着いて同じ島なんじゃないの?」
『…』
「…」
■2006/07/30:お椀山2/2
適当に子どもたちにキノコを集めさせ、野外実習はなるべく早く切り上げて、山を下りようと思いました。
学校に戻れば、あとはなんとかなります。
私はそこに腰を下ろし、子どもたちがめいめいにキノコを集めているのを見守っていました。
子どもたちの頭数を数え、誰も私の視野の外に出ていかないように気をつけていました。
でもしばらくしてふと気がつくと、一人の男の子が何かを手に持って、私の方に歩いてくるのが見えました。
中田という男の子でした。そうです。
その事件後意識を回復しないまま、長いあいだ病院に入っていた子どもです。
その子が手に持っているのは、血に染まった私の手拭でした。
私は息を呑みました。
自分の目が信じられませんでした。
といいますのは、私はそれをずいぶん遠くの方の、子どもたちがまず行かないところに、
もし行ったとしてもまず目につかないはずのところに隠して捨ててきたからです。
それは当然のことです。
女性としてもっとも恥ずかしく、もっとも人目にさらされたくないものなのですから。
どうして彼にそれを見つることができたか、私には見当もつきません。
気がついたとき私はその子を、中田君を、叩いていました。
肩のあたりをつかんで、何度も何度も平手で頬を張っていました。
何か叫んでいたのかもしれません。
私は混乱していました。
明らかに自分を失っていました。
私はきっと深く恥を感じ、ショックの中にいたのだと思います。
それまで子どもを叩いたことなんて一度もありません。
でもそこにいるのは私ではありませんでした。
気がつくと子どもたち全員がじっと私を見つめていました。
あるものは立ち上がり、あるものは腰を下ろしたまま、こちらに顔を向けていました。
真っ青な顔をして立っている私と、叩かれて地面に倒れている中田君と、
私の血に染まった手拭いが、子どもたちの目の前にありました。
私たちはしばらくその場には表情がなく、それは青銅でできた仮面のように見えました。
森の中には深い沈黙が降りていました。
鳥のさえずりが聞こえるだけです。
私はその情景を今でも鮮明に記憶しています。
どれほどの時間が経ったでのでしょう。
それほどの時間ではないと思います。
でも私には永遠とも思える時間でした。
私が世界のぎりぎりの縁まで追いつめられた時間でした。
やがて私は我に返りました。
まわりの風景が色彩を回復してきました。
私はその血のついた手拭おを後ろに隠し、地面に倒れていた中田君を両手で抱き上げました。
そして強く抱きしめ、心から謝りました。
先生悪かった、許してちょうだいと言いました。
彼もまたショック状態にあるようでした。
目はうつろで、私の言っていることが耳に届いているとも思えません。
私は彼を抱えたままほかの生徒たちに向かって、キノコ取りに戻りなさいと言いました。
それで子どもたちはまた、何事もなかったようにキノコ取りの作業に戻りました。
今ここで何が起こったのか、子どもたちにはたぶん理解できなかっただろうと思います。
すべてはあまりにも異様であり、あまりにも唐突でした。
私は中田君をしっかりと抱いたまま、しばらくそこに立ちすくんでました。
私はこのままここで死んでしまいたいと思いました。
このままどこかに消えてしまいたいと思いました。
すぐそこの世界では巨大な凶暴な戦争が進行し、あまりに多くの人びとが死に続けていました。
何が正しいのか正しくないのか、私にはもうわからなくなっていました。
私の見ている風景がほんとうに正しいものなのか、私の目にしている色彩が本当に正しいものなのか、
私の耳にしている鳥たちの声がほんとうに正しいものなのかどうか……
そして私の森の奥で、ひとりぼっちで、混乱し、子宮から多くの血を流し続けていました。
私は怒り、怯え、恥の中に沈んでいました。
私は泣きました。
声を上げずに静かに静かに泣いていました。
それから子どもたちの集団昏睡が始まったのです。
『海辺のカフカ』 村上春樹
■2006/07/29:敏感フィンガー
『なあ、男も女も足の指と足の指の間に一本だけ感じやすい指があるんやけど、
どの指だと思うや?』
「感じやすい指?」
『ここやん
(座った姿勢のまま両足を広げ二本の親指で股間を指し示しながら・・・)』
■2006/07/28:少女と蛇
『なあ、少女が外に出ると蛇がいたらしいと、
少女は無事、蛇をまたげたと思うや?』
「股毛がないだけにまたげないってオチやろ?」
『…』
「…」
■2006/07/27:お椀山1/2
子どもたちを引率して山に参ります前夜のことですが、私は夫の夢を見ました。
夜明け前のことです。出征して戦地に行っております主人が夢の中に出て参りました。
それはひどく具体的な性的な夢でした。
ときどき夢と現実の境目が見定められなくなるような生々しい夢がありますが、
まさにそのような夢でした。
私たちはまな板のように平らな岩の上で何度も交わりました。
それは山の頂上近くにある岩で、淡い灰色の岩でした。
広さは畳二枚ぶんくらいあります。
表面はつるつるとしていて、湿っています。
空は曇っていて、今にも激しい雨が降り出しそうです。
風はありません。夕暮れが近いようで、鳥たちもねぐらに急いでいます。
そのような空の下で、私たちは口もきかずに交わっておりました。
まだ結婚して間もないうちに、私たちは戦争のせいで離ればなれにされておりまして、
私お身体は激しく夫を求めていました。
言葉にはあらわせないほどの肉体の快感を私は感じました。
いろんな姿勢でいろんな角度で私たちは交わり、そのあいだに何度となく絶頂感を覚えました。
それは考えてみれば不思議なことでした。
と申しますのは、私たちはどちらも内気な性格で、
そのようにどん欲にいくつも体位を試したこともなく、
そのような激しい絶頂を感じた経験も一度としてなかったからです。
しかしとにかく夢の中では私たちは普段の抑制を取り払い、まるで獣のように交わりました。
目がさめたとき、あたりはほの暗く、私はひどく妙な気持ちになっておりました。
身体がどんよりと重く、腰の奥の方にまだ夫の性器の存在を感じておりました。
胸がどきどきして、息が詰まりました。私の性器も性行為のあとのように濡れていました。
それは夢ではなく本物の交わりであったように、ありありと切実に感じられました。
お恥ずかしい話ですが、私はそのまま自慰をしました。
そのときに私が感じていた性欲はあまりにも強いものであり、それをなんとか鎮めるためのものでした。
それか私は自転車に乗って学校に出勤し、子どもたちを引率して「お椀山」に向かいました。
山道を歩いている途中でも、まだ私は性交の余韻を味わっておりました。
目を閉じると子宮の奥に夫の射精を感じることができました。
子宮の壁に、夫の放つ精液が当たるのがわかるのです。私はそれを感じながら、
夫の背中に夢中になってしがみついていました。
これ以上大きく開けれないくらい脚を大きく開いて、足首を夫の太股にからめていました。
子どもたちを連れて山を登りながら、私は一種の放心状態の中にいたようです。
生々しい夢の続きの中にいたと言ってもいいかもしれません。
山を登り、目的地の森の中について、みんながさあこれからキノコ取りにかかろうかというところで、
出し抜けに私の月経が始まりました。そんな時期ではありません。
つい十日ばかり前にそれは終わったばかりでしたし、もともと私のその周期はとても規則正しい方なのです。
あるいは性的な夢を見たおかげで私の中の何かの機能が刺戟され、
ときならず月経が始まってしまったのかもしれません。
いずれにせよ、突然のことですので、そのための準備など持ち合わせておりません。
おまけに山の中です。
私は子どもたちにしばらくそのまま休憩するように指示し、林の奥の方に一人で入っていって、
持参した何枚かの手拭いをつかって応急処置をいたしました。
出血が多く、私はひどく取り乱していましたが、学校に戻るまではこのままなんとかもつだろうと思いました。
頭がぼんやりとして、うまく筋道立ててものを考えることもなりません。
私はまた罪悪感のようなものを心に感じていたと思います。
赤裸々な夢を見たことについて、自慰をしたことについて、
子どもたちの前で性的な幻想にふけっていたことについてです。
私はどちらかというと、そういうことに対して、自制する傾向が強かったのです。
続く…
『海辺のカフカ』 村上春樹
■2006/07/26:エレベータ2
『女性がエレベータに乗ったんよ、上がるや、下がるや?』
「おちんこ(おちっこ)ないから、落ちっこなーい!」
■2006/07/25:エレベータ
『少女がエレベータに乗ったんよ、上がるや、下がるや?』
「A girl !」
■2006/07/24:勇気
『失礼ですが、学生さん、
あなたはできますかな……
いや、もっと強いはっきりした言葉をつかって、できますかなんてじゃなく、
勇気がありますかと言いましょう、何のって、いまわたしの顔をまともに見ながら、
わたしが豚だと、きっぱり言いきる勇気がですよ?』
『罪と罰』 ドストエフスキー
■2006/07/23:先輩
『500人のおにゃにゃのコが歩いてました。
なんて叫べばいいか分かるや?』
「千パーイ。」
■2006/07/22:ブラウン
『すいません、ブラウンですがちょっと剃らせて下さい。』
「おかしいな、朝ブラウンで剃ってきたのに。」
(大量な剃り残しを見つめながら)
■2006/07/21:散発
『どうでしょうか?』
(カット後鏡を見せられながら)
「もうちょっと長くして下さーい。」
■2006/07/20:狆(ちん)
『それは、二年前のことでした!いや、二年にはちと足りませんでしたな、
新設のN鉄道が開通した直後のことで、わたしは
(そのころもう平服を着ていたですが)
自分にとって非常に重大な事務の引継ぎに関する件で一等の切符を求め、
汽車に乗って座席を取り、たばこを吸っていたのです。
いや、つまり吸いつづけていたんです。
その前から吸っていたというわけです。
車室にはわしひとりきりでした。
喫煙は禁じられてもいなければ、許可されてもいないんですね、まあ、習慣上、
半許可といったところですか。
つまり、その人柄いかんによってですな。
窓はあいていました。
突然発射ベルが鳴るまぎわに、二人の婦人が一匹の狆をかかえてはいってきて、
真向かいの席にすわったんですよ。
乗り遅れるところだったんですね。
ひとりはおそろしく派手に、明るい水色の服を着ていましたが、もうひとりはいくらか地味づくりで、
黒い絹の服に、ショールをかけていました。
どちらも器量は悪くありませんでしたが、いやに高慢ちきな顔つきをして、
英語でしゃべっていました。
わしはもちろん平気な顔で、たばこを吸っていました。
いや、ちょっとは気にしたんですが、窓があいていたので、窓のほうをむいて相変らず吸っていたんですよ。
狆は明るい水色の奥さんの膝の上でおとなしくしていました。
わしの握り拳ぐらいしかない小さなやつで、毛並みは真っ黒でしたが、
ただ足の先だけが白い、じつに珍しい狆でしたよ。
銀の首輪には何か彫ってありました。
こちらは平気なもんです。
しかし、どうやら、婦人たちは腹をたてているらいしいのです。
むろん、葉巻のことをです。
ひとりが鼈甲(べっこう)の柄つき眼鏡(ロルネット)を取り出して、じっとこちらをにらみつけました。
それでもわしはまだ平気なもんです。
だって、相手は何も言わないんですからね!
ちょっと口をきいて注意するとか、頼むとかすればいいんですよ、
ちゃんと人並みの舌を持っているんですから!
でも、やっぱり黙りこくっているんです……
すると、いきなり――なんの警告もなく、いいですか、
まったくひとことの警告もなく、まるで気でも狂ったように――
明るい水色のやつがわしの手から葉巻をひったくって、窓の外へぽいと捨ててしまったのです。
汽車はどんどん走っていきますが、こちらはばかみたいにぼんやりながめていました。
野蛮な女ですよ、まったく野蛮な女ですとも。どうせ野蛮な階級の出でしょうね。
ともかく大柄な、背の高いブロンドで、頬の赤い
(いや、赤すぎるくらいでしたがね)
でっぷりした女でしたよ。眼はこちらを向いて、ぎらぎら光っていました。
わしはひとこもものを言わずに、きわめて慇懃(いんぎん)に、
いや、まったく非の打ちどころのないほど慇懃に、いわゆる洗練されたる慇懃さというやつで、
二本の指を狆に近づけて、やさしくその首っ玉をつかむと、
葉巻のあとを追って、ぽいと窓からほうりだしてやったんですよ。
狆はひと声きゃんと泣きましたよ!
汽車はどんどん走りつづけるというわけで……』
『白痴』 ドストエフスキー
■2006/07/19:ガム
※要コーデック
■2006/07/18:おにごっこ
※要コーデック
■2006/07/17:隠し事
行きつけの飲み屋に珍しく彼女を連れてきた顔見知り。
スロット好きなこともあって、顔を合わせると「勝った?」と知りたくもないのに聞いてやるわけですよ。
ところが彼女を連れてきたその日に限ってばつの悪そうな表情を顔に浮かべる彼。
彼女の隙をついて右手の人差し指を立て、口に近づけ僕に合図する彼。
なるほど、彼女にはスロットの事情は内緒というわけです。
ここで空気を読めないバカなふりをして、
「え?なに?スロット行ってたんでしょ?
いつものようにスロット行ってたんでしょ?
で、負けたの?あっ!負けたんでしょー!あちゃー!」
と、うっちゃらかすことも出来たのですが、流石に良心の呵責に苛まれるので止めておきました。
不思議に思うのだけれども、
この先も付き合っていって、結婚までして、隠し通せるのかと思うわけですよ。
そんなにやましいなら、良心に誓って辞めればいいじゃないですか。
辞めれないなら堂々と言えばいいじゃないですか。
彼氏に内緒でタバコ吸う彼女だとか、
彼氏に内緒でピンサロで働く彼女だとか、
彼氏に内緒でオナニーしてるのにしてないと言い張る彼女とか、
バカ!
いや、まあ、アレだ。
億が一にでも僕に彼女が出来たとしたら、
ブルトラとかいう品行方正に欠ける品性下劣なサイト管理人だなんて間違っても言えない。
■2006/07/16:幼馴染
6人いた幼馴染のおにゃにゃのコ達が全員嫁ぎ終わりました。
幼稚園の頃までは誰もが僕と結婚してくれると言ってたのに・・・
一緒にお風呂に入って社会の窓の奥を覗かせてやったのに・・・
誰一人と僕を結婚式に招待してくれる人はいませんでした。
■2006/07/15:カンクロウ
俺の名前はカンクロウ。
闇の鳥やら、死者の使いやら、夜の鳥やら、まあ好き勝手に言われてっけど、
夜はテメー等の前にゃ現れずに腐った糞どもを裁いてるのさ。
地獄の門をくぐった非人人(ひにんびと)に制裁を下してな。
人間界で悪事をなした大逆(たいぎゃく)の罪人を裁いてんのよ。
俺はその嘴で奴らの目ん玉を抉(えぐ)るのさ。
これでもかってぐらいに抉ってやって、ひきづり出すのさ。
内臓からちんぽこから全部引きちぎるのが俺の仕事だ。
その有様ちゃーねーぜ。
ところがよ、なかにはずっと嘲笑の笑みをその醜い顔に浮かべたまま、
怒りの痙攣で頬をピクピクと振るわせたまま目を失ったにも関わらず、
まるで俺を睨み付けるかのように顔をそむけないのさ。
まあ、そんな話はどうでもよくて、
俺もこの世、
もっともあの世にも行き来してっけどよ、
そんな俺も生を受けたままでいっとよ、
腹ってのが減るのは確かだぜ。
こいつは俺の意志とは別に脳から指令がくるからどうしようもねえ。
ただ俺は人間界に多く存在するデブどもとは違ってよ、
喰いすぎることはねーぜ、
もっとも喰い物にありつけるのも一苦労なんだけどな。
でよ、その食い物ってのはテメー等でいうゴミってものからちょいとカスめて頂いてるんだ。
テメー等は何すっから分からねーからよ、
テメー等のいねー隙を見計らってわざわざ地上までよっこらしょ、
得意の嘴でゴミ袋を破っては御馳走をあさるわけよ。
それもよ、何だか知らねーが、
テメー等の世界じゃ、そのゴミ袋ってのを決まった時間に回収しちまうじゃねーか。
全く制限時間まで設けられて一苦労もいいところだぜ。
でよ、そんな限られた食事の時間にも限らずによ、
邪魔するやつがいんのよ。
俺様の食い散らしかたがどうにも気にいらないようでな。
俺を追い立てようとすっからよ、ちょいと制裁を加えてやったぜ。
ざまーみやがれ。

■2006/07/14:10万円の記憶
後輩のK村君が会社を辞めるとのこと。
K村君はちょっとデブで非モテで、ちょっと卑屈で毛深くて、
おにゃにゃのコ厳選レベルがすこぶる高いから、
一生涯付き合った人数は1人だとかいう事実を武器に生きてる後輩なのだけれども、
何てないブスとすれ違う度に『可愛い』とシャウトするような人なのですよね。
会社を辞めるってのことは、離婚するこってことで、迫害するってことで、否定するってことで、、、
とかいう考えも無きにしに在らずだったのだけれども、もっとやりたいことを見つけたとのこと。
そんなこんなでK村君と、彼女に今や100万くらいの金を貸している同じく後輩のK林と、
『すっぽん料理』でもと向かったのだけれども、
ケチな根性が働いて安居酒屋2件をはじご。
その後、酒飲みのいさよしで久しぶりにキャバクラへ。
たらふく自由に呑んでたら○○万の請求。
がってんでい。
その後始発で帰るも、マイホームの横浜を乗り過ごして、、、
『お客さまー、お客さまー』
と、何だかグリーン車で口をポカーンと空けたまま、
まぬけ面して泥酔していた僕を巡回の女性が乗車券の確認に。
「僕ちゃん眠いの」
とかとぼけたのだけれども、金をふんだくられて、、、
僕はそのまま、、、
横浜から静岡まで。
静岡で海でも見ようと思って下車したものの、
海までは遠く、胸ボケットの中にしわくちゃになったキャバ嬢の名刺をひっぱり出すと、
線路にバラ撒き再び乗車。
10万円の記憶はほとんど残っていません。
■2006/07/13:おしどり夫婦
※仲がよくて、いつも一緒にいる男女のたとえ。
社内を歩きまわるおしどり夫婦。
僕の顔偏(顔面偏差値)がちょべり低すぎて非モテだということはサイト開設以来、
いや、天地開闢以来、いやマンコ開闢以来の太古からかねがね訴え続けてきた。
で、流石に27年もそんな苦労と共に生活すると、そんな『切なさ』って名の疫病神と共存するのは慣れてしまう。
だからって卑下する訳じゃないのだけれども、
モテる奴がむかつくだとか、格好良い奴に嫉妬するだとか、
そんなことはないのです。
社内に自動販売機があります。
何故だかオフィスの一角に自動販売機があります。
その自動販売機の一部の商品、例えばお茶やら水なんかが無料なのですよね。
で、その、社内恋愛に目覚めちゃったおしどり夫婦が毎日確実に5回、つがいで一緒にお茶を飲みにくるんです。
もうここでホント、仲良く出来る人とそうでない人に別れるのだけれども、
みっともなくないですか!?
カップルだとか、彼氏彼女だとかの縁をうらやんでるわけでは決してないのですよ。
ペチャクチャおしゃべりしながら、いつもつがいで社内を歩いてるのな。
なんてか、顔写真載せてるすげーかわいコちゃんのサイトの掲示板に毎日ってか、
掲示板をチャット代わりにひっきりなしに書き込みしてる下心丸見えな下種(げす)な豚男丸出しなんですよ、
ホントもう。
『俺惚れちゃってるかもー』
とか、なんかそういうくっさい空気を平気でばらまけるバカは死ねばいいと思う。
で、余計な絵文字とかついてるとすげーウンコなのな。
で、なんだ?
アレだ。
やっとこさ離婚したみたいなのな。
彼女の方は会社辞めちゃって、彼氏の片割れがいつも寂しそうにピヨピヨ歩いてるますよ。
でもやっぱすげー切なくなっちゃて、泣けてきます。
■2006/07/12:事務のおばちゃん
うちの会社の事務のおばちゃん(♀:推定50歳)が駄目なんです。
癇癪持ちの発狂ばばあだけならともかく臭いんです。
こいつ『蛾』なんじゃないかってくらいに変な匂いばらまいて歩いてる。
メールで済ませりゃいいのに、大した用事でもないのにツカツカと歩み寄って来ては変な匂いをばらまくんですよ、この蛾が。
んでもって、わざとなんじゃねーの?ってくらい周りに聞こえるように声をビッグにして話すんです。
難聴のおしつんぼとかじゃなくて、話そうと思えば普通のトーンのくせにわざとビッグにしてるんですよ、これが。
何でこんなことするのかと考えてみたのだけれども、
僕も中学生くらいの時に好きな女の子が近くにいると、
ちょっぴり声のトーンを上げて聞こえるようにアピールしてた気がする。
つまり、事務のおばちゃんは僕のことが好きなんだと思う。
■2006/07/11:万力
『なあ、知っとーや?
マンコっていっちゃん初めにヤッタ男のチンコの大きさになるっつぇ。』
「ちょっ、いや、ええ?ええ!!!?」
『万力が甘かったらちょっとショックやね。』
「マ、マンリキ!?」
『締め具合のことやん。』
「いや、君のチンコなんて本物の万力に潰されるとよかよ。」
■2006/07/10:満タン
「ガソリン満タンでお願いしまーす。」
『ガソソソまソたソで〜す。』
■2006/07/09:中身
『中国人の凄いところって、看板はそのままで中身の人間だけが入れ替わっちゃうのよ。』
ある日お気に入りの中華料理店に行ったら店の看板はそのままで、
中身の料理人だけが変わってたことにひどくショックを受けた友人。
もっと凄い人種を知ってますよ。
『新規一転頑張ろう!』
こう意気揚々と一念発起でのさばった上司。
あなたがトップにたってから先輩も後輩も辞めちゃいました。
いや、何人辞めたか分かりません。
部署名だけ変えても中身の人間が変わらなきゃ何にも変わりませんよ。
ヘッドな貴方が代わってくれませんと…
■2006/07/08:クレスタ
『いろいろな子のお汁が染み込んだマークU、俺はコイツをどうすりゃいいんだ?』
車の買い替えで友人が悩んでたのですね。
いろいろな子のお汁が染み込んだマークUを心から愛してたみたいです。
『とーちゃん、この車好きだったんだ、大事にしてくれな。』
オヤジにこう言われて譲り受けた僕のトヨタのクレスタは一滴の汁も吸ってない。
いろいろな子のお汁ってか、誰一人のお汁も吸わせてやることが出来なかった。
車好きでない僕は月の駐車場代やら保険やら車検やらで段々クレスタ君を邪魔者扱いに。
飲み屋で知り合ったどうしようもないクソ野郎に売ったら、
どうしようもない飲酒事故で逝ってしまったクレスタ君。
童貞のまま死んでしまったクレスタ君。
僕の顔面偏差値がすこぶる低すぎて、
おにゃにゃのコを誘い込むことが出来なかったクレスタ君。
一度、買い物の帰りにムラムラきて降りしきる雨の中、
滝のように窓ガラスを伝う雨をカーテンに、
轟音にその身をよじりながら駐車場でオナニーをしてしまって、
そのオナニーがものの見事に失敗しやがって、
変な液がシートのシミになったまま逝ってしまったクレスタ君・・・
クレスタ君・・・
■2006/07/07:短冊に願ふ
シラツチさん。
好きでも何でもなかったけれども、
とってもオテンバ娘のあなたと、もう一度話せたらいいなと思いました。
君はブスでしたね。
本当にブスでしたよ。
今はお化粧が上手になって、見てくれは少しはましになりましたか?
塾の帰り、夜の22時がともて魅力的で、一緒に280円のバカ安いラーメン屋で語りましたね。
僕は中学生の頃で、お酒を犬猿してたけれども、
シラツチさんは、ビールを飲んでましたね。
荒江(あらえ)に、まだあるんですよ、今も昔のままの名前で。
君は、頭は悪かったけれども、いつもお金持ちのおとーさんが、
お金持ちの乗る車に乗って向かえに来てましたね。
いつでも僕のことを気にかけてくれたけれども、
(送ってあげると言われても僕には知っての通り自転車があったのです。)
僕は、その頃、『グリーン・スティーブ』と名づけたママチャリに乗って帰りました。
あなたと一度だけ、たった一度だけ、赤い透けた下敷きを買うために乗せた、
(後部座席に乗せた、雨が恐ろしく降った日ですよ、びしょ濡れになりましたね。)
『グリーン・スティーヴ』を想い出します。
覚えてますか。
一度だけ泣きましたね。
何があったんです?
何も言わずに、ラーメン屋を出たあとに泣きましたね。
シラツチさん元気ですか?
横浜は、とても蒸し暑い一日でした。
暑中見舞い申し上げます。
■2006/07/06:あこがれのあのコ
昔さ、同じ塾のおにゃにゃのコに恋したんだよなー。
クソ好きでさ、
ホントもう、ちかっぱ好きやったっちゃん。
その後さ、色んなおにゃにゃのコと恋をして、
セックスして、誓いをたてて、悪いことして、
昔、むかしの、すげーむかしの、女の子とか思い出すのってさ、
これ、罪!?未練!?
(いや、未練じゃねーことは言っとくな。)
きっと、今は結婚して幸せになってんだろうなー
って、思ってもさ、たまに思い出すんだよなー
もし今会ったら、どうなんだろ、って、思ってさ。
俺のことなんて片隅も覚えてないんだろうな、なんて思ってさ。
そのコのこと思うのよ。
一度だけな、土曜のテストの日におにぎり作ってきてくれたのな。
ウンコな俺のためだけのおにぎりだぜ。
おいっ!
こんなの喰えねーよな。
「いらねーよ。」
っつたら、午後のテストいなかったよ。
クソだな。
ちくしょう。
すげー、人を傷つけて生きてきたぜ!
■2006/07/05:少女
『なあ、少女が大人になるんにはどれだけの月日(つきひ)が必要か知っとるや?』
「2、3年くらいかいな?」
『一突(ひとつき)たいっ!』
■2006/07/04:僕と鳥作
人によって違いはあるとは思うのですけれども、
僕のようにセンシティブでセンサタイズな人間ってのはとても綺麗な心を持っているわけでして、
ちょっとしたことで傷つきやすく、挫折しやすいのですよね。
27年間使ってるモンコが一度のウンコで切れ痔になってしまうように傷つきやすい。
そんな疲れたモンコ…
いや、心を癒す場が僕の場合はいきつけの居酒屋『鳥作』であるのですよね。
マスターとはおしめしてる頃からの付き合いで何でも話せる。
本当に僕の心の糧といえる人物なのですよ。
そんなマスターとはプライベートでも食事や釣りにも行くのだけれども、
ある日釣りに行ったときのこと、
「このアオイソって餌はホント気持ち悪りぃよなあー。」
『何言ってんだよ、おめーの方が気持ちわりーよ。』
昔、オフクロが、
『男の子はどんな時も泣いちゃいけない。
だから涙がこぼれそうなときは、空を見上げてグッっと絶えなさい。』
って教えてくれた。
母さん、そんな教えが今頃役に立つとは思わなかったよ。
■2006/07/03:コンドーム
『あなたって、コンドームみたいね。
どんな器が大きくとも包み込んで 、悲劇から身を守ってくれる。 』
でも、ちょっとしたことで傷つきやすい奴なんだぜ。
コンドームになりたい。
匂いつきの。
■2006/07/02:僕と課長
僕がトイレに行こうとする度に斜め向かいの課長が一刹那早く立ち上がってトイレに行ってしまう。
10秒ばかり時間をおいてからトイレに向かうのだけれども、
いつもいない、いつもウンコしてる。
僕のお気に入りの心身不自由者向けの広いトイレをいつも一刹那+10秒先に取られてしまう。
いつも彼の屁の音を聞かされてると目があう度に彼の屁の幻聴が聞こえてくる。
■2006/07/01:僕と後輩
『やっぱ夏バテにおっぱいですよね?』
「いやあ、ふくらはぎならともかく、あんま興味ないもの、ぼく。」
『どんなおっぱいが好きですか?』
「なんでもいいですよ。」
『ピンクがいいとか、毛が生えてないとかあるじゃないですか?』
「すっぱい、しょっぱい、おっぱい。」
『…』
「…」