目次−2006年10月−
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■2006/10/26:電車内化粧問題
■2006/10/24:吹き出物
■2006/10/17:危険な5レンジャー
■2006/10/10:オフクロが大好き!
■2006/10/09:九十九髪の性欲2
■2006/10/04:九十九髪の性欲1
■2006/10/26:電車内化粧問題
『Dandy荒田のListen to me.』の荒田氏とコラボを企てました。
『電車で化粧する女』というお題に対して双方180度違う見解の相違で評価するのが狙いです。
で、僕は批判する派を担ったのでここは一丁、持ちうる感性とボキャブラリの限りを尽くして
非難してみようかと思います。
恐ろしく耳障りだと思うので予め御承置き願います。
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■電車で化粧する女
おい、そこの化け物女。
踏まれたウンコみたいな顔しやがって、今更化粧したところで落ちてるウンコにティッシュを添えたようなものじゃないか。
金粉を撒き散らすならまだしも、ドラクエのアイテムから消え失せた毒蛾の粉を撒き散らしてる貴女に言ってるんですよ。
やくざな下品な顔がますます歪んでみえるぜ、なあ?
見てみろよ、不細工な面をおもむろにつきだしやがって、左の頬がテイークトルロー(顔面神経痛)みたいにピクピク蠢いてる
ぜ?
厚顔無恥な単純ささ、品性のひの字もない不人情な恥ずかしい行為ですよ。
貴女は最も傲慢な、最も自惚れた、最も俗悪で唾棄すべき恥知らずの典型であり、権化であり、象徴です!
貴女は高慢なブタです!
いや、少しも自らを疑うことのない、泰然自若たる飛べないブタ、いや、荒地の魔女です!
あなたは月並み中の月並みです。
自分自身の思想なんてこれっぽちも、貴女の頭脳にも感情にも、決して宿ることのできないように運命づけられているのです。
貴女は自分こそ最も偉大なる天才だと信じて疑わない厚かましさをさらけ出してるだけのアバズレです。
こせこせしていて、利己的で、見栄坊(みえぼう)で、凡庸の塊です。
一見、機知に富んだ会話も、気高く身についたように見える気品も、すべて、すべてが、単なる小手先の技巧にすぎないんで
すよ。
金品や容姿だけで身を固め、その実、中身はすっからかんのもの抜けです。
本当の高貴さ、幸せと言ったものを一生理解出来ず、霧に包まれた漠然とした幸せを、ただただそれをひきつけるためだけに
化けている、いわば、美しい姿でまどろみ誘い込まれた昆虫を遠慮なしに悠然とパクつく下品な植物となんら変わりありませ
ん。
そして何も知らぬまま、臨終の床になってやっと弱々しい涙を見せながら、『ああ、神様、私は生きてはいても人生を知らな
かったんです!』なんつって泣きじゃくりながら死んでいく、まさにそのときでさえも鏡を持ち出し衰微しきった哀れな己の
顔を化粧の粉で固めて死んでいくのがオチなんです。
限りない嘲弄を込めて伝えたいのだけれども、だいたい電車の中で化粧とは何事かと。
化粧室って文字が読めなくても字体を形で理解出来るだろ、何のために存在するか分からないのか?
学校でも教えてもらえなければ、辞書にもイミダスにも載ってはいないけれども、そしてこんなところで教えてやってもだ。
その魂に深く刻印された下品な心には微かな声すら届かないとは思うけれども、
あのな、日本人ってのは品を重んじる人種なんだよ、トウのたったおべっかねーちゃん。
飯を食いながら片ケツ挙げてブッブ、ブッブやってる僕より酷い。
こんな野卑で卑しい行為で、そこまでして顔を作りたいだとぅ?
そんなものは鞭の打擲(ちょうちゃく)で打ち砕かれ、もの凄い血みどろな青痣(あおあざ)でふくれあがってる顔の方がお似合
いなんですよ。
で、こういった浅はかな連中に限って、何かしら人類共通の上品な心を持ち、ほんの少しでも心の中に感じたら、自分のよう
に感ずる人間なんてひとりもいない、自分こそは人類発達の美女の先駆者であると、たちまち信じこんじまってるんです。
こうした無邪気な厚かましさというものは、こうした場合、驚くほどまでに達するものなのだからタチが悪いんですよ。
この不遜さ、この自己とその才能を信じて疑わない愚かな人間社会の信念は、自分は美女である、いや、あらゆる美女の上に立
っているということを、一度として疑ったことはないにきまってます。
いや、そんな疑問を一度だって抱いたことがないほど信じきっているののかもしれません。
もっともこんな疑問などというものは、彼女達にとってまったく存在しやしないんでしょうけれどもね。
ハブー!!!
以上のことから『電車の中で化粧する女』は美人だけにしとけな、ってのがこの文章を通じて僕の一番言いたかった事です。
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後書き
うん、実に酷い文章ですね。
自分で書いてて空恐ろしくなり、なんてか殺されそうな気がしてきました。
個人的にはなーんも思ってませんので。
荒田氏が、『こんな甘ったるい文章じゃ駄目じゃボケー!』つってなかなか判を押してくれなかったんですよ。
あっ、それと、全国の『電車の中で化粧する女』さん、どうぞどうぞ、お好きなようにバシバシ化粧して下ちぃ。
もっともっと美しくなって世の中の通りすがりの男どもに幸せを与えてやって下ちぃ。
著作権は放棄します。
万が一転載する方は御自分のHNをお使い下ちぃ。
よろちくび☆
■2006/10/24:吹き出物
純子:『あぁ。ニキビ出来ちゃった。』
アグリ:「見せて見せて、思い、思われ、振り、振られ、これって思われニキビだよ!」
純子:『誰かな?誰かな?』
アグリ:「靭彦(ゆきひこ)じゃない?最近、純子のこと気にしてるっぽいもん。」
二人は降り注ぐ追想の淡雪のようなニキビに歓喜し、舞い上がるように恋の話に飛んでいく。
そして何年後かに結婚して二人に子供が出来、その子はasukaと名付けられました。
「ぷっはー、やっぱシャバの空気は違うぜー」
と、開口一番てかマンコ開闢(かいびゃく)一番、
28年とちょっと前にオフクロのマンコから飛び出してきた僕なのだけれども、
最近年甲斐もなくニキビなんぞが出来てしまったのですよね。
思い、思われ、振り、振られニキビなんて慰めの言葉もありまして、
「これ思われニキビなんじゃねーの?」
とか思ったのですが、ケツに出来といてそりゃないだろと。
いや、流石にデリケートな部分ですからそんなところではないのだけれども、
ほころびそめし蕾(つぼみ)といった乙女は騒ぎますが、何処に出来ようが汚いことにかわりない。
ニキビで思い出すエピソードがあるのだけれども、あれは中学のときでして、
顔も忘れてしまったほど影の薄い存在でして名前すら思い出せないのだけれども、、
なんてか、無理矢理例えるなら日陰で育つシダ植物みたいなナヨナヨな男の子で、
まあ便宜上、大村君て名前にして話をすすめていこうかと思う。
授業中に勃起してるとえらく興奮した中学生時代。
この頃になると、一人また一人と顔に乳首の実を成らせていく連中が増えてくるわけでございまして、
「やっべー!授業中に勃起するとマジ気持ちいい!
あいつも、こいつも皆勃起してるんじゃないだろうか?
今ここで先公に質問に答えろとか当てられたらぜってぇー立てないぜ。」
とか思っていますと、
『asuka君。』
だとか平気の平左で人を指さす鬼教師。
不自然な中腰スタイルでおてぃんこの頭を机に裏に当てながら、
無理矢理角度を下げて起立するのだけれども、先客がいるのだからうまく起立出来ない。
僕のサーベルタイガーがこれでもかってくらいグラビティに逆らっているわけですから、
普段なら何も労することもなく起立するといった行為が並々ならぬ至難の業に思えるのですよね。
で、またお節介なワンパク小僧ってのがいまして、
『お前勃起してんじゃねーのぉー』
とか意地悪な言葉を投げかけてくるわけですよ。
その瞬間ですよ、
『やだー』、『さっいてー』、『ふっケツー』
だとかおにゃにゃのコ達が騒ぎ出すものだからたまったものじゃない。
ホントは嬉しいくせに。
こうなると僕も開き直って、
「はい、勃起してます。」
と言わざるを得なくて、しばらく[勃起マン]とか呼ばれた悲しい過去があるのだけれども、
まあ生理現象だから仕方ない。
仕方ないのにも関わらず、『ホントサイテー』だとか、
僕のことを好きなで、大好きで、間違いない僕を夜のおかずにしてオナってるのバレバレなクセに、
あえてそんなことをいつまでもいうおにゃにゃのコがいまして、
「うるせーな、ニキビブス!」
とか僕の悪い口が、お前も凌辱(りょうじょく)の道連れだー、ガハハハハ
とばかりに開いてしまって、そのおにゃにゃのコは泣き出し、僕は教師から地球一周すんじゃねーの?
と思えるほどの平手打ちを喰らうはめになり、ショックのあまりやっとこさチンチンの起立もおさまったわけだ。
で、僕が言いたいのはこんな悲しい過去のエピソードじゃなくて、
「うるせーな、ニキビブス!」
僕がこう言った瞬間ですよ、あきらかに教室の一角からするどい視線を感じる。
まるで貪獣(どんじゅう)が牙を向いて今にも飛び掛ってきそうな気配を感じる。
あまりの身の危険に自分の眼で確かめないわけにはいかず、振り向いてみると、
なんと普段は陰湿なひっそりとした森林に孤独に生えているようなシダ植物の大村君が、
何ともいえない恐ろしい剣幕で僕の顔を睨みつけているじゃありませんか。
おお、こわっ。
その後、普段は大人しい大村君がなぜにあんなに挑みかかるような面持ちで睨みをきかせたのか、
とても気になった僕は授業中ずっと彼を観察してみたのですよ。
すると、あんた、すんごいことになっちゃってるじゃないですか。
いやね、5分に一度か、あるいは10分に一度か、そのくらいの間に、
物凄い痛みに耐えてるように顔を歪めるのですよ。
歯を食いしばって片方の瞼に力をいれて必死に何かと戦っている。
僕は大村君よりも左後ろの方に席を位置しておりましたので、僕が大村君を監視出来る範囲は、
彼の左側に特化していたわけですよ。
右側が見たい。
苦痛に耐えてる瞬間、大村君の右手は顔に隠れてしまって見えないけれども、
何か、、、そう、これだけは言えるけれども、絶対に何かをしている。
尋常とは思えない常軌を逸脱した苦難の形相を浮かべる瞬間、彼は右手を使って何かしている。
ま、まさか、、、大村君。
君ってやつは、君ってやつは、授業中に何度もゼンズリこえてるんじゃないだろうな?
いや、それにしては随分と痛そうなゼンズリだ。
それともなにか?
何度もシコりすぎて擦り切れチンポに赤玉が出る状態にまで達してしまったのか?
オナニーを覚えたチンパンジーが自分を制御出来なくなってしまって、
死に至るまでコキつづけるチンパンジー並みの知的発育度の低さを持っているのか、大村君。
絶対に見てやる。
好奇心に駆り立てられた僕は、「勃起マンの僕にこれ以上恥じることなんてあるか。」
そう思い、ある程度権力の低い教師の授業中に、
「ウンコしてきます。」とのさばるとおもむろに教室の扉を開けて出て行くふりをし、
半透明の窓ガラスごしからずっと大村君の様子を伺っていたわけですよ。
一体全体、彼の半球対では何が起こってるんだ。
そう、今や遅しと待ちわびていると、だんだん本当にウンコがしたくなってくるのだけれども、
そんなことに構ってられやしません。
ウンコ漏らしてでて見てやる。
ウンコなんて今や問題じゃない。
そのときだった。
何と大村君はシャープペンシルで自分の顔を刺してるじゃないですか。
どんなM男なんだ、大村君。
そうだ、その苦痛に歪みきった、俺は明日枯れ果てて死んでしまうんだというシダ植物バリの生気のない大村君が、
一世一代、ここしかないというときに顔全体に力を漲らせる瞬間だった。
何と大村君は自分のニキビをシャープペンジルで潰していたのです。
大村君は本当に影の薄い人間で、ここまで書いていても正式名称は思い出せないんだけれども、
唯一僕の中でニキビとリンクしている人間でして、彼が卒業する頃は、一生消えることのない、
戦い続け、虐げられ続けた無惨な醜いニキビの残骸で顔が埋め尽くされていた。
痛々しすぎて変な汁すら出ないほどにクレーターだった、いやもう月そのものだった。
今頃はきっとニキビもおさまって、お世話になった汁だらけのシャープペン汁も必要なくなったんじゃないかと思う。
それにしてもこのケツに出来たしつこいニキビ、シャープペン汁で潰してやろうか。
■2006/10/17:危険な5レンジャー
男ってのはだいたいがろくでもないならず者でして、だらしなくしているのが無上の喜びで、
趣味ときたらゴミ集めくらいなものです。
最近のTVなんかを覗いてみますと、目鼻立ちは整いまくってて、おまけに背は高くて肌は綺麗、
まるで王子様のようなお兄ちゃん達が出演してますが、あんなのはTVの国の御伽噺(おとぎばなし)にすぎなくて、
だいたいそこら辺に転がってる男なんてのは、飯を食いながら片ケツ持ち上げて、
ブビッとブバッと屁をぶっこえてるのがほとんどなわけですよ。
裸で家の中をうろちょろ歩きまわっては、バブリ〜とか屁をこきながら、
「まだまだ不景気だぜ。」とか下らない独り言をいってはケツをかいているのが関の山です。
激動のオナニーの末にティッシュのカスをちんちんに媚びりつけなが精根尽き果てて眠りに就くのが男ってなものです。
これが男の国、ならずもの国家の真の姿です。
とまあ、[だいたいの男]ってな表現をしたので、そらー、中にはそれに類さない連中だっていますよ。
例えば一番分かりやすい実例を挙げると僕ですね。
僕のケツは割れてませんし、つまり屁なんてこきゃしませんよ。
クソは何処からするのかと聞かれれば、あなた、王子様はうんちなんてしないのよ、って答えますよ、あたくしわ。
で、男ってのは何でこうもだらしなくなるか、品行方正(あそこは包茎)、容姿端麗(あそこは短小)、清廉潔白(あっちはたんぱく)な僕は、
非常に不思議に思うわけですよ。
そこで考えてみたのですけれども、まあとにかく男ってのは色気違いな連中が多いわけですね。
『男って絶対浮気するよね。』
ってなおにゃにゃのコからの言葉を何度か耳にしたことがあるのだけれども、
ちょっと今日は僕の視点から真相を打ち明けようかと思う。
「うん、する。絶対する。」
いや、それはなくてですね、あくまで僕をとりまく環境でしか物事を述べることが出来ないのだけれども、
全然そんなことはなくてですね、僕なりに分析すると以外なことが分かった。
ということで、今日はステキなゲストをお招き致しました。
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■■■春 麗(はる うらら)の男性浮気度チェック■■■
はーい、良いコのみんな元気にしてたかしら?
お久しぶりね、今日はasuka君の友人をサンプルに使って世の中の男性の浮気率を求めたいと思うわ。
目的は日本の男性がどれくらいの確率で浮気するかを求めるわよ。
さて、それじゃ、最終的に求める目的を[推定男子浮気者率]と銘々するわね。
また、[推定男子浮気者率]を求める式は以下の通りよ。
推定男子浮気者率 = 日本の男性人口数 × 浮気率
さてここで[日本の男性人口]が必要になったわけね。
あまり細かくやるのも何だから大雑把にいくわよ。
日本の人口が1億2千万人として、そのうちの5.5割りが男子だと仮定するわ。
そうすると、以下の式が成り立って、[日本の男性人口数]が求まるわね。
日本の男性人口数 = 120000000 × 0.55 = 66000000(6千6百万)
次に[浮気率]を求めるわ。
名前通り、男性がどれくらいの割合で浮気するかを表す固定値よ。
ちょっと複雑だけれども、麗が頑張って説明しちゃうからついてきてね。
[浮気率]は以下の式で定義するわね。
浮気率 = 実際に浮気をした人数 / ( 有効サンプル数 × 100 )
[有効サンプル数]はasuka君の中学、高校、大学、会社、飲み仲間の男友人の合計値よ。
有効サンプル数:32人
・中学:7人(1人)
・高校:7人(1人)
・大学:7人(5人)
・会社:4人(2人)
・飲み仲間:7人(2人)
[有効サンプル数]の内訳は上記の通りよ。
()内の数値はそのうち実際に浮気をしたことがある人数よ。
大学の友達は考え直した方が良さそうね。
これで[浮気率]が求まるわね、いくわよ。
浮気率 = 実際に浮気をした人数 / ( 有効サンプル数 × 100 )
= 11 / 32 × 100 = 34.375%
皆の周りの[浮気率]はどうかしら?
ちょっと高い数値な気がしないでもないけれども、だいたい妥当なんじゃないかしら。
ここまでくれば十分よね。
つまり、asuka君を取り囲む世界観から言うと、100人に約35人の男子が浮気をする計算になるわ。
最後はおまけみたいなものね、気が向いたらつきあってね。
長くかかっちゃったけどこれでやっと[推定男子浮気者率]を求めることが出来るわ。
それじゃ、最後に[推定男子浮気者率]を求めてみるわよ。
推定男子浮気者率 = 日本の男性人口数 × 浮気率
推定男子浮気者率 = 66000000 × ( 34.375 / 100 ) = 22687500
でたわ、日本の全人口男性6600000万人がいるとすると、22687500万人は浮気をしている傾向ね。
結果:
男性100人に対して約35人が浮気をする。
どうかしら、案外妥当な数値かもしれないわね。
全国のおにゃにゃのコ達はだらしない男の子につかまらないように気をつけてね♪
以上、春 麗(はる うらら)の男性浮気度チェックでした。
またね☆
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らしいですよ。
で、彼らについて共通点を探してみたのだけれども、全員に共通してる点は、
ちんぽを持っているといったことくらいしかないのですよね、残念ながら。
連中の中にはおにゃにゃのコに対してとても優しい男もいるし、そうでないのもいる。
容姿が整っているのもいれば、同じくそうでないのもいる。
よって、僕の見解からすると、見た目や性格で浮気するかどうかを見定めるのはとても難しいと思うのですよ。
じゃあ見破るのは難しいのでここでは解明までは運べないにしろ、実際に会社の後輩のK林君の手口を紹介してみたいと思う。
彼女が風俗嬢だと知って深遠の淵まで落ちた後輩のK村君は会社を辞めて何処かへ行ってしまったわけでして、
最近では後輩のK林君と2二人で飲みに行くのだけれども、
なんてかまあ、男二人ですよ。
そんなね、お洒落な店なんか行ってもホモ野郎だと思われるのがオチなわけです。
そんなこんなで最近は専ら『石田商店』とかいう立ち飲み屋に行くのだけれども、
そこで発見したスペクタルファンタジーK林君の裏手口を披露してみようかと思う。
『彼女(いたとして)に携帯とか見られたらどうします?』
「いや別に、全然構わないけれども。」
『うっそだー、やばいのとかないんすか?』
「たまに飲み友達が縄で縛られながらバイブに突き刺さった女の動画を送ってきたりしてくるんだけどさ、
そんぐらいじゃないかな?変態だと思われちゃう。」
『思われるも何も変態じゃないっすか。』
「・・・」
「K林君はどうなの?」
『俺、そんなんされたらパンチですよ!折檻ですよ!』
「うわおっ、ていうことは、まずい番号が入ってるわけね。」
『あっ、ちょっとトイレ行ってきます。』
でね、そんな大事な携帯を置いてトイレに行ったわけですよ。
そらね、僕だってパンチなんてされたくないですから人の携帯なんて覗きやしませんよ。
でもね、
ブ〜ン[着信 イーエロ]ブ〜ン ブ〜ン[着信 イーエロ]ブ〜ン ブ〜ン[着信 イーエロ]ブ〜ン ・・・
てな具合で、何だかイーエロって人から電話がかかってきてるんですよ、
飲み友達が僕にバイブに突き刺さったおにゃにゃのコの動画を送ってくるばりにブンブンいってる。
しばらくして、着信も途絶え、小林君は居酒屋で平気でウンコをする人ですから、
こりゃ、しばらく帰ってこないなあ、と、なんてか小林君の携帯を手にとって電話帳を見てたんですよ。
164件も入ってやがりまして、100件も登録してない僕は非常に心を痛めたのだけれども、
ふと見ていくとおかしい。
明らかに日本語ではない、しかも外人でもなさそうな名前がちらほら目に映るわけですよ。
ア行から順に検索していったのだけれども、、、不可解な名前が数名・・・
・・・
イーエロ
・・・
グーリン
・・・
ピクーン
・・・
ブーラク
・・・
ブール
・・・
レドー
び、びみょうに5レンジャーの歪められた名前が入ってるー!
なんだこりゃ、K林君、天才なんじゃないのか、君は!?
でね、さっき麗(うらら)が実際に浮気をしたことのある人数を()付けでインクリメントしていたように、
この中にK林君も入っているわけでして、まあ、彼には彼女がいる。
お世辞にも可愛いとはいえないし、どっちかってとデブだけれども、ともかく彼にとっては愛しい彼女がいる。
それが例え金がなくて彼氏に借金するような駄目女でも、K林君にとっては間違いなく大事な彼女なんだと思う。
でね、最近の携帯ってのにはメモ書き機能なんてのもついてまして、ちょっとしたメモが残せる。
イーエロ:メモ帳 - モンキーバナナ
グーリン:メモ帳 - 幸運のクローバ
ピクーン:メモ帳 - ベイビーギャング
ブーラク:メモ帳 - 天使と悪魔
ブール:メモ帳 - 青い誘惑
レドー:メモ帳 - けちゃっぷ
な、なんなんだこの謎めかしくもキャバクラっぽい名前とのリンクは、、、
多分こりゃ彼女に見られたら一発でバレるんじゃないか?
頭隠して尻隠さずとかそういうレベルを通りこして、バカなんじゃないのか?
驚愕の色を隠せないまま、慄然と立ち尽くしておりますと、
『ちょ、何、人の携帯勝手に見てんすかー』
とか言いながらバカが帰ってきたわけですよ。
「イーエロから電話があったよ、てか、イーエロてなんなん???」
『ちょ、見てるじゃないっすかー』
「レドーて・・・もうちょいまともな名前思いつかないの?」
『うわっ!全部見たっしょ!?』
「ブーラクて、、、キャバクラ部落の村長みたいだなあ、しかも黒そうだし。」
『マジ見ないで下さいよ。』
「良い国作ろうキャバクラ幕府じゃないか、君の携帯の中身は。」
『いいんすよ!』
「次は〜、キャバクラ〜、キャバクラ〜、この電車はまもなく回送になります。
折り返しの電車はございませんので、どなた様も携帯を忘れまして、
店のおにゃにゃのコの名前を間違えないようにお願いします。
みなさま、おにゃにゃのコ溢れるキャバクラ幕府、キャバクラ街でどうか、心ゆくまで御堪能下さいませ。
尚、始発の切符のみお買い求めのうえ、残りの金品は全て使い切るまで心のひと時を味わい下さいませ。」
『・・・』
「グーリンとはどんな関係なの?」
『え?まあ、アレですよ、グーリンはぁ、
ホテルにあらかじめドンペリを用意しておいてあとから冷蔵庫開けたときにビックリさせるんですよ。』
「はあ・・・で、ピクーンは?」
『ピクーンも、同じですよ。』
「はあ、、、で、イーエロと、ブーラクと、ブールと、レドーも同じなわけね?
女が変わったら同じ手を使う、手口の一緒な同一犯なわけね。」
『レドーだけ違うんすよ。』
「どう違うわけ?」
『レドーは、ちょっと雪が降ってたから、小さな雪だるま作って、その中に指輪を入れて、
溶けた後にビックリさせたんすよ。
なんか、TVで石田純一が言ってたから真似したんすよ。』
君天才だな。
僕に彼女が出来たら、雪が降るホテルを予約して、冷蔵庫にそっとドンペリを忍ばせておいて、
雪だるまを一緒に作って、そっと指輪を忍ばせておこうかと思う。
もしもそんな男がいたならば、それは、K林君か、あるいは・・・
■2006/10/10:オフクロが大好き!
かあちゃん、誕生日おめでとう!
俺、かーちゃんの子でよかった。
幼少の頃年賀状に書く俺の字が汚すぎて破られたこともあったけど、
パンツにウンチつけて泣きながら風呂場で洗わされたけど、
女の子いじめて家に入れてもらえなくて泣いたけど、
母子家庭の家の廊下にちらばる十円玉くすねてきてはったおされたけど、
俺、かーちゃんの子でよかった。
万引きして店のオーナーに頭下げさせてごめんな。
高校の三社面談で俺が出席しなくて二者面談にしてごめんな。
部活んときシュートしたボールで硝子割って逃げて謝りにいかせてごめんな。
じいちゃんばあちゃんから貰って溜めた貯金箱から金くすねて、代わりに石入れて重さだけは騙してたことごめんな。
これからもずっと元気でいてくれよ。
また、実家帰ったら一緒に飲もうな。
かーちゃんが大好き。
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『今日K-1あるけどビデオ撮る?』
「見るから平気〜♪」
『鳥作?』
「今日はあかびしー」
『あんま飲みすぎちゃ駄目よ、周りのお客さんに迷惑かけちゃ駄目よ。』
「わかってるって。知り合いの赤ちゃんが死んじゃったんだけど、
[お悔やみ申し上げるとともに、御冥福をお祈り申し上げます。]って日本語はおかしい?」
『何で?可愛そうに。文章はおかしくないと思います。』
「何かは分からないけど、五ヶ月で亡くなっちゃったんだ。
最近さ、ニュース見てても陰惨な人殺しの話題ばっかで頭がおかしくなりそうだよ。
ニュース見りゃ、殺された、殺されたって、日本は大丈夫なんだろうか…」
『ほんとだね!子供の犠牲者が多いのも悲しいよね。特に虐待、人間じゃないよね。
そういう気分に陥った時、何でもいいから、きれいな物を目に写すといいよ。
空花絵なんでもいいの、綺麗なもの!』
「だよな、まあ、何が正しくて、何が正しくないのかは分別ついてるつもりなんで、
後は、大事にされた分、誰かに返して生きていくよ。そろそろはじまるぜ ^^」
『最近の君のメールを読んで思うんだけど、いい文章表現するなぁと関心してます。ドフのお陰?
アーネスト命拾いしたね!これからビール片手に観戦です♪』
「お陰様で昨日ムイシュキン公爵(新潮版)読み終わったよ。
餞別でジャージ買って九州全県走破も達成出来たし、
この年になってからも素晴らしい本にも出合えたよ。まあ、感謝してるよ。」
---
俺、かーちゃんの子でよかった。
皆にもまだオフクロがいたら、大事にしてやってくれよ。
もらった幸せはちゃんと返さなくちゃいけねぇ。
返せるその人がいるうちはその人に、
もうその人に返せないなら、、、
誰か、近くにいる奴に返せばいい。
『鳥作』のオヤジも言ってた。
僕はそれを『幸せのバトン』って銘々してるんだけれども、
みんなもバトン繋ごうぜ。
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2006.10.10 02:58 『オフクロが大好き!』 mixiより抜粋
PAY it forward.
http://www.awaji-net.com/pay-forward/
![]()
『BLUE-TRANSPARENCY〜限りなく透明に近いブルー〜』はPAY it forwardを応援します。
■2006/10/09:九十九髪の性欲2
そもそも齢(よわい)九十九の婆様に性欲なんてものが存在するものなのだろうか。
100歩譲って人間の三大欲求のうちの一つ、性欲というものが残っていたとしても、いたとしてもだ、
音速を超え雷を纏(まと)う光のピストン運動で僕の修羅と化したおてぃんこで、
おセックスの最中に死なれる可能性がスコブル高いんじゃないのだろうか。
もしそんなことになったら僕は殺人の域で罰せられてしまう。
それも強欲な金銭欲というバツの悪い罪と、もしかすると凶器は狂暴な鋭利なチンコと断定されてしまう。
そんな暗雲たちこめる奇怪至極なバイトと困苦欠乏との生活を天秤に、
僕は疑惧の念にかられながらも一種の感興の虜にどうしても断れないでモジモジしていたわけですよ。
誰もが幸福になるようにと祈りを込められて生を授かりこの地に足をついて歩き始めた。
いつか立派になって生命を授けてくれた親に恩返しをしてやりたい。
『親孝行したいときにはもういない、されど、墓に布団はかけられず』だ。
倦怠(けんたい)に蝕まれた邪悪に歪んだ暗黒の道を踏み出すわけにはいかない。
奢侈(しゃし)と遊情と富という全てを無視して蹂躙(じゅうりん)する絶対的な力に屈してなるものか。
財産は多くなっても生命の源は涸れはて、濁りきり、その力は小さくなりやがったんだな、哀れな老婆よ。
この九十九の婆さんは実利的になってしまって、精神的な憩いがなくなってしまって、
身も心もすっかり衰微してしまったんだ。
100万だ?
ふざけるな、そんなはした金で人の心を買えるとでも思っているのか。
清らかな罪のない僕の胸に、どうしてそんな汚らわしいことが出来るものか。
牢固とした信念でこのバイトをきっぱりと今すぐにでも、いや、今すぐに即答で断ってやる!
キレる準備も整ったしちょっと声を大にして断固として断ってやるんだ!
なめんな!
そして僕は歓喜と感激に眼を輝かせ、確固たる目算を抱き、太り気味でAカップ気味の胸をボインボインに弾ませながら、
謎めかしい婆様が生息する住所が記載されたもみくしゃのメモを握り締めて人里離れた山奥へと向かったんですよ。
だってね、やっぱ何だかんだ言ったって金の力は凄いですよ、あなた。
金がありゃ愛でも買えますよ、へっへっへ!
早速指定された駅に到着した僕は、DocomoのCity Phoneを取り出しますと、
ちぇっ、電話代もったいねーなあ、だとか思いつつも、
すぐに何倍にでもなって返ってくるんだからいっか、だとか度ケチな根性丸出しで電話します。
待つこと数分、ありえないくらい黒光りした車が・・・
とか思うじゃないですか?
全然そんな車が迎えに来るこたーなくて、何処にでもあるような自家用車が到着。
年齢不詳なおそらく40代前後のおっさんに連れられてドラーク(ばか遊び)好きな強欲な後家ババアの住む屋敷へ向かいます。
夕刻を少し回ったばかりだったと思うのだけれども、深々(しんしん)と繁(しげ)った木陰の多い並木通りはもうほとんど真っ暗で、
夜は静かで、暖かくて、明るかった。
車こそ拍子抜けさせられたものの、住まいはまさしく豪邸と呼ぶにふさわしく、
おそろしく大きな中庭の向こうには、こっちがブルっちゃうほどとてつもなく大きな屋敷がかまえていていたわけですよ。
ところがどういうわけか目下零落した身分のこの僕が、
やっとこさ自分の貧困生活を逆転させるチャンスにあと一歩まできたというこのときになって、
次第に後悔の念が淑人(しゅくじん)な僕の心を蝕み、憂愁と煩悶のなかに身を沈めるなか、
万事とんとん拍子にうまく運ぶはずはなく、幸か不幸かここでまたとんでもない惨事が起こったのです。
病みあがりの顔色の蒼いババアが僕の到来を今や遅しと待っているに間違いない、
そう睨んでいたのだけれども、屋敷の中から別の下男らしい者が出てきたかと思うと、
運転案内人とヒソヒソ話をはじめやがるんですよ。
僕の方をちらちら見ながら、エロイのなんのって。
少なく見積もってこの体裁の悪い地獄の5分間に、
どっぷり嫌な汗をかいた僕に向かって運転手が近づいてきます。
・・・
『キヨ婆は亡くなりました。』
( ゜д゜)
し、しんでるー!
いや、僕の風采があまりにも常識を逸脱していてお気に召さないならそれはそれで構わない。
亡くなったって何ですか?つか、へ?キヨ婆って誰?これから会おうとして人?マジで婆さんだったん?はは、、、
で、何で?何で亡くなったの?探したら出てこないわけですか?
はっ!
ここに来る途中に何て何もないところで、ちらほら点在する周りの住民はどんな生活をしているのだろう、
もしもここで病気になったらどうするんだろう、そんな思考が頭の中をよぎりまくっていた最中、
確かに来る途中に一台の救急車とすれ違った。
ま、まさかその中にキヨ婆が!?
おいおい待ってくれよ、それじゃあ僕はキヨ婆にとって迫り来る死の列車みたいな存在じゃないか。
ていうか、マジでおセックスしてたら間違いなくそれが原因で死んでたんじゃないのだろのか!?
何てデンジャラスなバイトなんだ。
悄然(しょうぜん)と立ち尽くす僕に、運転手は気難しく顔をしかめて僕の顔覗き込み、
まるでこっちが暇乞(いとまごい)いでもしたかのように、
自分からあるはずのない僕の荷物を捜しだし、丁寧に見送るようなふりをしながら、
しかつめらしくうやうやしい会釈をして、ていよく僕をその陰気な家から追い出したのです。
ていうか送ってくれないのー!???
なんとも言いがたい恐ろしい畏怖の念に包まれながら今来たばかりの田舎道をとぼとぼ駅の方へと歩いていると、
思い出したかのように運転手が。
当たり前だ殺す気か!
これじゃ山でレイプされて捨てられた女と一緒の扱いじゃないか、なんて寂しいことさせるんだ。
その後一言も会話を交わすことなく駅で別れた僕は、
キヨ婆は従容(しょうよう)として死に就いたんだろうか、
寂しかったんだろうな、会ってはみたかったな、と考えながら家路へと戻るのでした。
結局振り返ってみると、、電車賃往復分と携帯代を損したという戦慄のバイトだということに気づいたのだけれども、
やっぱり、婆様とおセックスして金をもらうだとか、そういうバイトはいけないと思う。
死なれて困るだとかそういう以前に、お金というものは頭や身体を使うなりして、汗水垂らして稼ぐものだと思う。
ということで機会があれば次こそは現役刺青女子高生の顔に屁でもかけるバイトをしたいと思う。
■2006/10/04:九十九髪の性欲1
『100万なんてちょろいぜ。』
貧乏も貧乏、大学時代の僕ときたらバーゲンセールで65円になったマックのチーズバーガーにも金を渋るくらいのケチっぷり。
BIG-Aてな貧乏の味方のスーパーで閉店間際100円のあんぱんが30円になるのを待ちわびてたくらいですから、
100万なんて金額はもはや巨万の富に匹敵するほどの豪奢(ごうしゃ)が持ち合わせる金額だと崇め奉るほどの代物で、
『100万円』なんて言葉を口に出すだけで鼻の下を伸ばしてデレデレしては股間を固くしたものだった。
大学時代には既に酒をこよなく愛していた僕は、
親からの仕送りやバイト代が手に入る度に近所の赤ちょうちんに通っていたのですよね。
寂しい町でして、ピンサロはおろか、この町には女なんていねーんじゃねーの?
ってくらい理系のもっさい学生が集う町でして、飲み屋なんてのも数が知れていたのですよね。
ちなみに僕が大学に入学してから連続3年間女の子がコンパしたくない大学に選ばれてたほどもっさかった。
で、その頃は仲間でわいわいガヤガヤとやらかすことが多かったのだけれども、
やっぱり誰にも邪魔されず独りで飲む時間ってのが欲しかったのですよね。
そんなとき僕の暮らしていた寂しい町の寂しい裏路地にひょっこり個人店の居酒屋が窮屈そうに店を構えていたのですよね。
『風来坊』ってな、瘋癲(ふうてん)で放蕩なドラ息子の僕にぴったりのネーミングのお店でして、
まあ、なんてか知らず知らずのうちに常連になってた。
ある日のことだった。
新学期になって、購入するはずのない教科書代という名目で親から多めに金をふんだくった僕は、
その金を持って一目散に『風来坊』に駆けつけたのですよね。
そこで、僕が、「毎日金があったら、毎日来るんだけどな。」なんてセリフを呟いたのがきっかで始まった世にも奇妙な物語。
奇妙なんてもんじゃなくて、ガバマンの女がチンコを入れられても、
入っているのかどうかすら分からないくらいにチンプンカンプン。いや、チンチンカンプンかな。
どうでもいい。
『一週間で100万くらいバシっと稼げる仕事があるぜ。』
ずるそうな目つきで僕にそう話を切り出す感じはヤクザそのもので、
なんてか、まあ、すぐに飛びついた。
『100歳一歩手前の婆様のお相手をするんだよ。
一日10万は貰えるだろうし、何でも好きなものを買ってくれるはずだぜ、どうだ?』
一心に堰(せき)きを切って落としたようなマスターの話をきいて、僕は一にもニにもなく飛びついた。
こんなチャンスは天地開闢(かいびゃく)以来、いや、人類初のマンコ開闢以来到来した最強にして最大のチャンスだ。
100万という莫大な金額を手にさえすれば、このすさんだ貧困状態から抜け出せる。
ああ、マスター。
その着眼の素晴らしさといい、機敏さといい、正確さといい、
僕はその手に三度接吻しますよ。
何ならケツにだってキスします。
自分の運命の浮沈に関わる大事なときなんです!
もはや死をもいといません、いや、死んでしまったら意味はないけれどもそれくらいの気持ちはあるんです。
僕はすっかり自分の人生という物語に酔っていますよ。
その天使の翼で早く、早く僕を包んで下さい!
貧困のためにこんなにも酷い、屈辱的な状態まで追い込まれてしまった間抜けなチーズバーガー生活を打破出来る。
このままでは乱雑さに圧倒されて、それと戦おうとする気力すら消失し、
日に日につのるこの乱雑さの中に、苦い絶望の陥穽(かんせい)に陥り、僕は人の心を失ってしまう。
酒も飲みたいし、コンパにも行きたい。
親を質に入れてでも酒が飲みたい。
僕に必要なのは、金なんです。
しかしそれをひっくり返すチャンスを僕に下さるとはまさに身にあまる光栄です!
僕のポケットには一サンチームの金すらありゃしません。
あなたは逆境の身にある僕の唯一の親友です!
満腔(まんこう)の情熱だかマンコの情熱だかどうでもよくて、とにかく今は全身全霊を傾けてあなたを尊敬します!
僕は深く秘めた心の奥底でさえも、あなた様を自分と平等なものなどとは考えたこともございません!
ああ、神様、仏様、おまんまん様。
マスター!
貴方は頭領です、太陽です、皇帝ですよ!
貴方は自分が皇帝だということを知っていますか!?
僕なんて貴方がいなければ蛆虫です。
僕なんぞは、社会的地位においても、知情の発達においても、富の蓄積においてもまったくお話しになりません。
僕はマスター、この皇帝の恩寵をかたじけのうした名誉あるチャンスを謹んで頂戴致しますよ。
このいつ果てるとも知れない永遠の大祭はいかなるものなのでしょう。
毎朝毎朝これとまったく同じ明るい太陽が昇り、何もしなくとも金がなだれ込んでくる。
それもなまやさしい金額でない黄金が、ひっきりなしに流れ込んでくる無限の永久ループ。
下賜品(かしひん)と豪華な晩餐(ばんさん)に包まれ、玉の輿の幸福を授けてくれるというわけですね?
その眼から隠れて地中に潜む黄金を、その財宝を、僕にも分け与えてやって下さい。
いや、二の句はいりませんね、つまらない胸算用なんて必要ありません、さあ、その黄金のバイトを教えて下さい。
さあ!今すぐに!早く!
『なに、婆様を抱きゃいいんだよ。』
「へっ!?ば、ばあさまを抱く?ですって?」
『ババアとセックスしてやりゃいいんだよ。』
物事の理解や確信の倒錯というか、何言ってるんだこのバカは。
ちょ、おまっ、いやっ、お前とか言いそうになっちゃったじゃないですか。
九十九(つくも)の婆様とおセックスしろとおっしゃったのですか!?
そんなバイトがこの世の中のどこに存在するんです!???
国が認めてるバイトなんでしょうね?法律にのっとってるんですか?
税金はちゃんと天引きされるんですか?
『おりゃ、この間、和彫りの入った女子高生の顔に力いっぱい屁をぶっこいてやるバイトしてきたぜ。
でもこりゃ、俺のもんだからもう駄目だ。』
いや、間違いなく駄目なのはあんただろ。
[和彫りの入った女子高生]って何ですか?
そもそも顔に屁をかけられて喜ぶ女がいるんですか?
それは女子高生じゃないといけないんですか?
それも、貴方の見解だと力いっぱいこかなきゃならないんですね?
何のために力いっぱいこく必要があるんです?
いや、その前にそれはバイトなんですか?
というか、たった今発せられた全ての日本語がおかしい。
心も魂も卑劣なヤクザじゃないか!
金の亡者、守銭奴じゃないか。
銭と卑しい地上の権力が大好きで、人を駄目にすることに喜びを感じる病的な変人め。
不潔で汚らわしい悪趣味にその身をそめた心酔狂め!
というか、なんというか、なんといわなくても、ド変態じゃないか。
断る!。
こんなエゴイズムと粗暴さの代表みたいな奴とつるんでられるか。
ジオート(バカ)だ!狂ってやがる。
金がなくたって魂は売れないぜ、絶対にやるものか。
不愉快だ。
そして僕はあくる日、九十九髪の老婆と会う事になったのです。
つづく・・・