目次−2007年12月−

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■エジプト旅行記 回想日記
 ●01日目(11/20):おセックスな予感のデパーチャー
 ●02日目(11/21):ギザの極悪ラクダ使いと対決してみる
 ●03日目(11/22):黒砂漠と白砂漠・ハシシと爆弾うんこ
 ●04日目(11/23):ビッグマンコとホモセクシャルからの贈り物
 ●05日目(11/24):勃起ちんこな壁画にバックシーシ
 ●06日目(11/25):心か金か冷酷無比のマイクロバス
 ●07日目(11/26):危険な賭けに敗れる人々
 ●08日目(11/27):スペシャル高いスペシャルタクシー
 ●09日目(11/28):神のハーレム・ルクソール
 ●10日目(11/29):エジプシャン・ファッキン・タイム
 ●11日目(11/30):世界一美しい海 紅海(RED SEA)
 ●12日目(12/01):因縁のギザで再び対決してみる
 ●13日目(12/02):捕まるタクシーとNo[No Entry]
 ●地図
  ・ルート
 ●動画
 ●為替
 ●その他
  ・質問ランキング
  ・ない
  ・エジプトなまり
 ●スペシャル・サンクス
 ●リアルタイムBBS


■エジプト旅行記 回想日記
●01日目(11/20):おセックスな予感のデパーチャー
29才にして初の海外放浪とあってエジプトを選び、初の成田空港に出向いたのだけれども、これがまた酷い。

荒地の魔女のような心も身体も醜く太った傲慢な中国女が荷物検査の行列の最中、

特定したかのように僕の前にインターセプトしてきたので、

日向君ばりの強引なドリブルで跳ね除けてやろうかという衝動にかられたのだけれども、

まあそこは穏やかに事を成してというか、とりあえず挑んでいたら完膚なきまでに押し潰されてたと思う。

てかアレな、預けない場合はわざわざ機械に通さなくていいのな。



ともあれその執念深さで何を求心するかというと、

美しいディオールのガウンにクロテンのコートをはおって現れた絶世の美女と、

快適な空の旅が出来やしないかと、そんな想像ばかりを頭の中に張り巡らせるのだけれども、

なんとこれが実現になった。



目を疑うよな美女が僕の隣に席に鎮座されている。

なんかこう、無名の大根役者が一気に飛躍したような気分になりまして、

ロアシに到着するまでの10時間という気が遠くなりそうな時間が一挙にして短い短い、

それは短い至福な時に変わったのです。



10時間もの間勃起していたらちんぽが壊死してしまうのは自明の理なのですけれども、

なんというか10時間勃起しても僕の強靭な精力絶倫ちんぽは壊死しないという事実が分かった。

と、流石にそんなことはなくて、ロシアまでのクソ長い時間を美女とビールと、

絢爛豪華で快適な空の旅を味わいました。

残念だったのは機内食が噂通りでブタの飯より酷かった。





ロシアはモスクワの牢獄、シェレメチボ第二空港に到着しますと、

なんと前方の美しさに感嘆せずにはいられないような美人が話しかけてきます。

『悪いとは思いながら話聞いちゃいました、エジプトまで一緒に行きませんか?』



「母さん、僕生まれてきてよかったよ。僕は世界一の果報者です。」

平静さを保ちながらも、僕の心臓は今にも飛び出さんばかりに狂喜乱舞していたのですが、

なんてか、こういう場面は非常に分が悪うございまして、

出来ることならば僕としては、両手に花というか栗の花というか、エジプトカイロ空港までの待ちの4時間、

トイレでもジャックして交互にチョメチョメしたかったわけでございまして、

まあなんと言うか様子を見ていたのですけれども、

どうもこの美女二人は目が合った瞬間に自分とは違うオーラを持つ者だと認識したのか、

異国の地で出会った同種にも関らず共通には陣地を取らず、互いに離れあって陣取っているではありませんか。



[二兎を追う者が二兎も得る]という素晴らしい教訓をDocomoさんが宣伝しておりましたが、

あまり調子をこくと失脚の憂き目に遭うことになるのは明らかですので、

僕はピロシキでも食べながらビールを飲もうと換金所を探しますと・・・

換金所がない。



換金所くらいはあるだろうと踏んでいたのですが、このシェレメチボ第二空港ってのは本当に酷いところでして、

多くの人間がここで待ち時間に4時間から12時間を過ごすのですけれども、

限られた椅子しかなく、その半分は大破していて、半数近くの金持ちがレストランで過ごし、

残りの半数は階段や地べたで過ごさなければなりません。

おまけに超ミニクロな狭い空港でして、15分もあれば1周出来てしまうのです。



「Excuse me ? I wanna exchange, Do U know anywhere ?
(交換所ってどこでしょうか?)」

土産物屋や売店のおばちゃんに話しかけてみますと、思いっきり無視される。

僕の英語力が酷いのもあるのですけれども、ほとんどのロシア人が英語を話せない模様。



これでは水も買えません。

起きている間に4時間水を飲めないってのはなかなか地獄でして、

もうこうなりゃやれることをやろう。

そう思った僕は、陳列しているビールをひっつかむと、

レジでガムをくちゃくちゃ噛んでいる育ちの悪そうな姉ちゃんに、

我がもの顔で日本円の一万円札を出してみました。



すると反応があるではありませんか。

苦虫をかみつぶしたような渋い顔で、目じりに皺を寄せ、僕を値踏みするかのように観察してる。

様子を見てみますと、どうやら日本円がダメなのではなくて、安すぎるから駄目だとの様子。

16ユーロ(2704円)するタバコのカートンを持っていきますと、何やら請け合ってくれる様子じゃありませんか。

すかさずドルでお釣りが欲しいと伝えますと、ドルでお釣りをくれまして、見事に換金に成功しました。





フラフラしておりますと他にも日本人のおにゃにゃのコ二人組に出会ったのですけれども、

なにせこの狭い空港であっちに笑顔、こっちに笑顔するわけにもいかず、

結局階段で独りビールを飲みながらふんぞり返り、[地球の歩き方]を見ながら何を食おうかと品定めしておりますと、

行きの飛行機で前方に座っていた美女が近寄ってきてですね、

エロエロと、あっ、いえ、イロイロと教えてくれるんですよ、(セックスしようね)ってな意味を含んだ笑顔で。



そんなこんなでシェレメチボ空港からエジプトのカイロ空港まで、

さっきまで前方に座っていた美女が今度は僕の隣に座ることになり、

なんとですね、何か困ったら連絡してと、ホテルの住所と電話番号、

さらにはEメールアドレスを書いた紙を僕に渡してくれるではないですか。

これって絶対セックスOKってことじゃないですか?

いつになったらちんちんを触ってくるのかな?

なんて思っていたのですが、ほどよくまわってきたビールで爆睡。



4人で入国審査をパスし、6万円ほどをエジプトポンドに換金すると、ここで信じられないことが起こったのです。

事前にある程度の情報を手に入れていたので心構えは出来ていたのですけれども、

空港のゲートを出るとすぐに頼んでもいないのに、『タクシー?タクシー?』と客取り合戦です。



こんな易しい問題は幼稚園児でも朝飯前だと思うのですけれども、

もう一度説明させてもらうと、おにゃにゃのコ二人組と、僕に自分の連絡先まで教えてくれる美女と僕の4人が本日エジプトに入国しました。

別にひっかけ問題だとか、癖のある問題だとか、そんなんじゃなくて、至ってシンプルな可能性の問題です。

友達二人がタクシーに乗るのじゃ普通じゃないですか!?

そして残った僕と美女が恥じらいながら少しモジモジとかしつつも、

結局僕と美女が同じタクシーに乗って、その後一つになってしまうのが世の通りというものじゃないですか!?



ところが目の前で起きた事実はこうです。

『じゃ、3人で行こうか?』という美女に賛成する二人のおにゃにゃのコ。

僕は自分の耳を疑った。

『大丈夫?大丈夫?』と話しかけてくるおにゃにゃのコ二人組。

「だいじょうぶだ〜」と、志村けんばりに応えて欲しいのだろうか。



ともあれ捨てられた僕に下卑たニヤニヤ笑いを浮かべながら近づいてくるタクシー。

その醜い頬面をひっぱだいてやろうかという衝動にかられるのだけれども、

とりあえずは値段の交渉。

80EL(1600円)だと強気なタクシー。



※メモ1 単価
エジプトの平均年収:21万

エジプトの単価:1LE(エジプトポンド) = 20円

実際には、単価はエジプトが省略されポンドになるのだけれども、この国にPの発音がなく、PはBに変えられる模様。

つまり、ポンドはボンドと発音されるのだけれども、実際にはバウンズと発音。
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事前に調べた情報では50EL(1000円)も出せばベンツに乗れるとのこと。

80ELはかなり人をバカにしています。

40LEだと強気に出るも、夜中の0:30に空港に着いてどうにもしようがないことを知っているのか、

60ELから下げません。

「I 'll walk.(歩いていくわ。)」というと、50LEに。

まあ、50ELでベンツに乗れるならいいかと交渉成立。



ところが案内されたタクシーが見たこともないよなポンコツで、

車というよりはガラクタを繋ぎ合せた単なる箱と言った方がより正確で、走るのかどうかも怪しい。

顔面蒼白になりながら、直立不動で冷たい夜風に吹かれていると、

ポリスが通りかかったので、こいつは本当に50ELで連れて行ってくれて、そして・・・

この車は大丈夫なのか?と聞くと、

ポリスがナンバープレートの番号を控えだす始末。



僕の不安のボルテージはぶっちぎりでメーターを突き破っていたのだけれども、

更に不安を募らせるかの如く、なんとナンバーを控えようとしている警官の腕を必至に止めようとするドライバー。

「どうして?ねえ?どうして?やましいことがないならナンバー控えさせてもいいじゃない?」

ただただ目の前の信じがたい光景に呆然と立ちつくしことの成行きを見守っていたのだけれども、

とりあえずナンバーを控えたっぽいポリス。



車に乗り込むと座席のシートはレイプされたのかの如くズタズタに引き裂かれていて、

案の定メーターは壊れている。

壊れていると記載したけれども、メーターが動かないんじゃなくて、メーターがもがれている。

以前そこにメーターがあったっぽい痕跡があるだけで、何かが冷酷無残にもがれたであろう跡が残っているのです。



そして出発から1分もしないうちに5バウンズだとかほざく運転手。

こいつの頭は狂っているのか?

そんな疑念が払拭(ふっしき)出来ず、「ああ、ファイブバウンズね、ファイブバウンズ・・・」だとかほざいてますと、

カイロ空港を車で出入りする際には料金所で5バウンズ支払って出なくてはならないらしい。

いきなりやられた、と思うも5バウンズを支払ってホテルへ・・・



ホテルへ・・・

着いたならまだしも、どう見ても今夜泊まるホテルじゃない。

到着したホテルのボーイが近付いてきたので、「ヨーロッパホテルか?」と聞くと、

500m手前だという。

その旨を運転手に告げると、あと20EL(400円)払えば連れていくとのこと。

ふざけてる。

無視して歩きだすと、『ティケー、ティケー』とほざくドライバー。



※メモ2 チケット
チップ
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無言で立ち去り500m歩いてホテルへ。

人がどれだけ疲れていようが、さらに疲れさせて金をふんだくるのがエジプト人。

『明日は何所へ行くのか?』という何気ない質問に「ピラミッド」と答えてしまったのが翌日の運命を変えた。

送迎で50EL(1000円)でどうかというので、高いと思ったのだけれども、

夜中の3:30分、早くシャワーを浴びてとっとと寝たかった僕は契約書にサインして部屋へ。



リュックを持ってもらったボーイにチップを渡そうとすると、

『チィ〜プ、ビィ〜グ・チィ〜プ』と手を差し出してくれるではないですか、

呆れて物も言えず、20EL(400円)を渡すと酷いブスッ面を浮かべながら部屋を出ていきます。

やっとオナニーが出来るとズボンを脱ぎかけると、

ビールを持ってくるボーイ。

いやいや、『飲むか?』と聞かれたのだけれども、酷く迷った挙句に「ノー」と応えのですが、なんで持ってくるのでしょうか。

ビール瓶を持ち上げるとゴキブリが走り出しました。





まあいいや、飲みたくなったしと金を払うと、『ビィ〜グ、ビィ〜グ・チィ〜プ』と連呼するバカ2号。

1EL札しかなかったので、ロシアで買ったタバコを出すと、

『I'm no smoker.(吸わないんだよね)』と言うので、1ELをやるとさっきまであんなに親切だったのに、

急に高圧的になり、形相や言葉づかいまで変えてます。

彼にやろうとしたタバコと、僕が吸おうと取り出したタバコの2箱を持って出ていきました。





何故か線が切れている電気スタンド・・・



 

デジカメを充電しようと変換コネクタを差し込むと・・・

なんかモゲた。

なにこれ。



※メモ3 エジプトの電圧
220V
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満足がいかないまでも、とりあえずお湯の出るシャワーを浴びて寝ました。



2007.12.13 記。


●02日目(11/21):ギザの極悪ラクダ使いと対決してみる
世界四大文明の一つは『エジプト文明』を生み出した国、エジプト・アラブ共和国。

豊かなナイル川のデルタに支えられ、ピラミッド、スフィンクス、王家の谷などで、

世界的に太陽の国、黄金の国としてその名を馳せています。

ところが『エジプト』の名は古代ギリシア語で『暗い』を意味するとのこと。

そして初日にしてその陰湿な部分と正面対決するハメになったのです。



睡眠時間1時間30分弱。

朝の7時に迎えるにくるとのことで6:30に目覚ましをセットしたのにも関らず、

昨日あれだけ断っておいたはずのモーニングコールが6:15にこだまします。



ぶっちゃげ思いっきり不機嫌でして、電話を通じて機嫌が悪い旨を語句を強めて伝えようとするも、

『モーニーン。』

だとか思いっきり爽やかな応対に苦笑いしか出来ませんでした。





万年絶好調の股間のジョニーもまだおネムなようで、こりゃ疲れてるわ、と思いながらロビーへ行くと、

あれだけ必要ないと鉄の意志で断っておいたのにも関わらず、無理やり朝食のバイキングへ連行され、

ゲロバブエに吐きそうになる胃袋に微妙な食べ物を詰めて車を待ちます。



車が到着し、契約通りピラミッドへ向かうも、僕は既に魔の手にかかっておりました。

[地球の歩き方]によると、スフィンクス横にバス停があるとのことで、

「Side of sphinx, bus tarminal OK ? (スフィンクス横のバスターミナルに行ってくれ。)」と言うと、

『OK!』と応えるドライバー。



こんな滅茶苦茶な英語でも通じるんだと半ば関心しながら気を楽にしていると、

目の前に近づいてくるピラミッド、その横に身構えるスフィンクス、これには圧巻でした。





ところが何を血迷ったのか、「スフィンクスの横」と告げたはずなのに、

観光客が押し寄せるメイン通りからは次第に離れ、貧民窟とでも言った方が正しいか、

陰気な裏路地へ案内されると、『降りろ。』と言う運転手。



そして僕が目にしたものは・・・

 

やる気のないガメルとそのまんこだった。



うおー ラクダのまんこってすげぇー

って、バカ。

僕はそんなものを見るためにわざわざ19時間もかけてエジプトに来たんじゃありません。

そして示し合せたかのように登場するラクダ使い。

頭の中の警鐘が鳴りだした。

こ、こいつらグルだ・・・



ホテルとそのドライバーとラクダ使いがグルだったのは一目瞭然でした。

砂漠を歩いてはいけないのでラクダを使えとのこと。

まあラクダは嫌いじゃないし、いっか、と値段を聞いてみると、200EL(4000円)だという始末。



僕はこんなものではキレません。

そうきたかと思い、これをやったら人としての尊厳は失われるな、そう思いながら、

100EL(2000円)札2枚を財布から取り出し、ラクダ使いに慎重に慎重に手渡そうとゆっくりとその札を彼の手元へ近づけます。

ひっそりと息をひそめ、ゴクリと唾を飲み込むラクダ使い。

横目でドライバーを見ると、『渡せ。』といった感じで頷いてます。



僕は彼が金を受取ろうとした瞬間、まるで札に翼でもついているかの如く、

ヒラヒラっと札を羽ばたかせると、財布の中へ引っ込めるという蛮勇を振るったのです。

唖然としてポカンと口を開けたまま僕を見つめるラクダ使い。

信じられないといったような眼で僕を見つめるドライバーに、

僕は右手の中指を立てると、『Don't fuck off me !(舐めんな!)』と笑顔で言い放って歩き出しました。



慌てて追いかけてくるホテルのドライバー。

僕の名演技に何やら覚束ない英語でなだめ出したのだけれども、

一喝。

「Are you kidding me ? It's too expensive. (からかってるのか?高すぎだろ。)」

というと、『オーケー、オーケー、ディスカウント(安くするから!)』と応えるドライバー。 

「I have many egyptian friends, so, I know formal price.(僕にはエジプト人の友達がたくさんいて、正規の料金を知ってるんだ。)」

と嘘800こき、僕が30EL(600円)だと言うと悲しそうな顔をしながら、

観光客というキーワードを武器に、もっと金を払ってくれと懇願するドライバー。

『It's my norm, please...(ノルマがあるんだよ、頼むよ。)』



はっきり言って600円も払えば十分だと思うのですけれども、

2時間2000円で以後30分おきに1000円だとか訳のわからない値段を持ちかけてきました。

駄目だ駄目だと片手を振り退けながら歩こうとするも、

人の袖は掴んでくるは、泣きそうな顔をしながら僕の前に回り込んでくるではないですか。



そのうち回りの村人達は集まってくるわ、はっきり言って僕がいじめているようでしたので、

時間無制限、ここ(撮影禁止場所を見せながら)で写真を撮ってくれれば2000円払う、嫌なら歩いていく。

こう強気で伝えると、しぶしぶ了解して交渉成立。



ところがラクダにまたがった瞬間、棺桶に片足をつっこんでいるような死に損ないのオーナーらしき爺様が現れて、

100EL(2000円)よこせと言ってくるではないですか。

僕がタクシードライバーの顔を見ると、『チィケー、ティケー(チップだ)』だとほざく有様。





『ブホー』と叫ぶラクダ。

暴れた、ラクダの上で暴れた。

僕は罪のないラクダの横腹を踵で蹴飛ばすとなんだかラクダが騒いでました。



『Wait ! wait ! OK, OK, No ticket !(待て、チップはいらないから!)』と慌てだす3人(ドライバー、ラクダ使い、オーナー)。

当たり前です、何がチケットだ、とっとと砂漠へ連れてけってんだハイヨー!

こうして何とか砂漠へ繰り出したのです。



 

撮影禁止の場所ってのが上記なのですけれども、

なんと中に入るとゴミだらけ、スナック菓子の袋やペットボトルが散乱しておりました。

ちなみに砂漠はラクダと馬とロバの糞だらけでして、黄金の国と言われるその所以が分かったような気がしました。



で、約束通り中で写真を撮ったりしていたのですけれども、ラクダ使いの仲間が近寄ってきたかと思うと、

ラクダ使いに金をせびっています。

どうやらここは200EL(4000円)払うと内緒で撮影してくれるらしく、その分け前の半分をせがみにきた様子。

ところがこの調子の良いラクダ使い、僕のことを大切な友達だからお金は取れないと説明してるじゃないですか。



「僕いっぱい払ったからこいつからちゃんと金とれよ。」なんて横槍を入れてもよかったのだけれども、

とりあえず気の弱いラクダ使いがガヤガヤと言われている間に、

ラクダ使いの真似をしつつ、タンを吐くような声で「カー、カー」と言いながら鞭でラクダのケツをひっぱだいてますと、

ラクダが走り出しちゃいまして、「ハイヤ、ハイヤー」とか言う僕とラクダを慌てて追いかけてくるラクダ使い。

ラクダ使いがラクダを使いこなせずに砂漠を泣きそうな顔で走ってくるものですから流石に大笑いしてしまったのだけれども、

気の弱いラクダ使いも流石に怒ってました。

とりあえず難を逃れたのは僕のおかげだと思うので感謝くらいはして欲しい。



適当に砂漠を回ったのだけれども、僕が砂漠に入ったルートというと、本にも乗っていない箇所でして、

入るときにラクダ使いがポリスに金を払って秘密の帳(とばり)から進入してるようなところですから、

ピラミッドやスフィンクスまでが激しく遠い。

とりあえず今日はこの辺でやめておこうと、少し砂漠の上を歩きたかったものですから、降ろしてくれと頼むと、

信じられない言葉が返ってきたのです。

『降りるのに200EL(4000円)かかる。』



昨日からちょっと注意してやろうと、闘争を陰に陽に繰り返してきたけれども、もう我慢が出来ない。

「ふざけんな、ぶたまん! ぶっ飛ばすぞ! テメー!」

もうなんかね、普通に日本語で怒ってた。

僕の前にまたがりラクダを操縦するラクダ使いの後頭部を肘で小突いてた。



『What, wait, wai・・・(ちょ、おまっ、待てって!)』

とか慌ててたのだけれども、砂漠のど真中で説教、問答無用に説教。

ラクダから飛び下りると、かなり高さがあったのでリュックの重さで思いっきりこけたんだけれども、

下からラクダ使いの袖を掴んで引きづり降ろし、相手の胸を小突いて説教。



『I swear to God, never to say ticket... (神に誓ってもう二度と金は要求しないから!)』と、

手の平と手の平を合わせ、指と指を絡めて天を仰ぎながら謝るラクダ使い。

これ大袈裟とかじゃなくて本当ですからね。

ところがどうも反省していない様子。

彼が恐れていたのはポリスだったのです。

しきりにポリスが来たらまずいからラクダに乗ってくれと懇願するラクダ使い。

僕も僕でポリスがきたらちゃんと説明すっから構うものかと言ったのだけれども、

どうも観光客に対して悪行を尽すと、お縄になってしまうらしいのです。



「お前、仲間のところに戻っても金とか要求すんじゃないぞ。

写真取っちゃいけないところで撮ったこととか、全部ばらすからな。」と言うと、分かったとのこと。

流石に堪えたのか金は要求されず無事に帰還することが出来ました。








明日はオアシスへ行こうとバスターミナルにチケットを買いに行く途中で食べたケバブサンドです。

赤い部分は添えられていたカブだったのですけれども、ヤバイ不味かったです。



 

購入したバスチケットが激しく読めなかったので、裏に英語で座席番号と出発時刻を記載してもらいました。

アラビックは数字しか読めません・・・



 

裏路地で子供たちとサッカーをしていると、通りかかった兄ちゃんに床屋に連れていかれました。

ただで1cm切ってもらいました。
(エジプトがメートル法なので助かった。)

エジプトでは床屋に行くと脇毛まで剃られると聞いていたのだけれども、そんなことはありませんでした。



※メモ4 エジプトの物差し
メートル法
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タクシーで目星をつけたホテルへ。

床屋に案内してくれた兄ちゃんがメーター付きのタクシーを止めてくれまして、5.70EL(114円)だったのだけれども、

降り際に運転手が訳の分らない操作をして「P o n −」って表示されてました。

10EL(200円)だとか言うので黙って6EL(120円)払うと苦笑いしてました。



 

飯を食いに街へ出るとすぐに声をかけられます。

お互い微妙な英語で話ながら安くて美味しい店を教えてもらいました。

ひん曲ったホークが登場し、店員が気にしてくれたのか、目の前でおもむろに素手でホークをひっつかむと、

『んああああー』とか言いながら伸ばしてくれました。

あ、ありがと・・・ぅ・・・



ちなみにスプライトなんですけれども、

注文すると床に置いてある空瓶を水道水でジャブジャブ洗い出し、

店員がフッっと姿を消すと何所からかスプライトを補充して持ってきてくれました。

あ、ありがと・・・ぅ・・・

全部で20EL(400円)、プライスレス。





目星をつけていたホテルが満室でして、なんだかエジプトで最初にエレベータが付いたと言われる、

[ビクトリアホテル](30US$)に泊まったのですけれども、

アレな、エレベータのドアが手動ってか、もろに押して入る、古い映画館のドアみたいだったのだけれども、

ちゃんと閉めないとエレベータが動作しなくて怒られた。



で、トイレはというと、写真にあるように、上のポッチを引くと溜まっている水が流れる仕組み。

爆盛りに用を済ますと2回以上にして流さないと流しきれない。

ちなみにゴミ箱の後ろにあるのはケツ洗いようのシャワー。

ここまでちゃんとしてるのに紙がない・・・



※メモ5 エジプトの階数
1Fロビーが0階で、2階を1階と数えてました。
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※動画1 ギザの道路状況 軽いバージョン
メモ 基本的にエジプトには信号と横断歩道がなくあってもシカト。
車の間をぬって渡るのが基本でした。




2007.12.17 記。


●03日目(11/22):黒砂漠と白砂漠・ハシシと爆弾うんこ


上エジプト(アッパーエジプト)社のバスに乗って5時間かけてバフレイヤ砂漠最大の村バウィーティへ。

中間地点にある休憩所です。

エジプトのトイレってのは使用するとトイレ前にいる人間に25pt(=5円)支払うようになっているのだけれども、
(何度か観光客で言葉の通じないフリをしてスルー。)

まあこれはこのお金でトイレの運用をまかなっているとして仕方ないとしても、

しっこを受ける場所が、胴長短足とはいえ身長175cmある僕の股間の高さギリギリに位置してる。

しかも下水のパイプが破損していて、僕が小便をすると隣の便器の下方に向かって小便が流れ出すわけで、

隣のおじちゃんがすげぇ嫌な顔してた。

僕のせいじゃないのに・・・





僕がバウィーティのバス停に着くと、これまたホテルの勧誘だとかがわんさか押し寄せてきたのだけれども、

そんな中で聞き覚えのある日本語で話しかけてくる一人の日本人男性の直哉(42)が。

ひとつ前のバスで来たようで、僕の乗ったバスに一人くらい日本人がいるだろうと待っていた様子。

一緒に砂漠にキャンプしにいかないかとで、少人数ということもあり承諾。

直哉が予め目星をつけておいたエジプト人がいるらしく、早速彼らの家へ。

左:ザキ 右:イベーダ



 

ザキのママの手作り料理を食べさせてもらいました。

正直エジプトで一番か二番目に美味しかったです。



目いっぱい平らげてから値段の交渉。

一泊夕食、朝食付きで800EL(=16000円)だと言ってきます。

[地球の歩き方]にも1万はすると記載されていたので、1人8000円と考えれば安く、

直哉は文句のないようだったのだけれども、

『安くする』と言われてついてきたので、再び交渉。



「No, No, No, This is not cheep, not different from anothers. (駄目だ、安くないし、他の奴らと値段が変わらない。)」

と文句を言うと、一気に50EL(=1000円)負けると言ってくる。

「Hey, U said, very cheep place, didn't U ? very cheep U said, 700EL OK !? (お前メチャクチャ安くするって言ったよな?700ELだ。)」

と言うと、渋っていたけれども700EL(=14000円)に。

1人あたま7000円になったのでなかなかお得になりました。



  

 

黒砂漠です。

火山(ボルケーノ)が起きて出来たようです。

ちなみにザキの奴なんですけど、今日は用事があるとかで変わりに従兄のアハマットとかいう小僧をよこしやがりました。

夜に宴会があったのですけれども、このアハマットの太鼓さばきがかなりよかったです。

左:イベーダ 右:アハマット



 

白砂漠の夕暮れ時です。

※動画2 白砂漠の夕暮 軽いバージョン
メモ 厳密には白砂漠から数キロ離れたNew whilte desert(新白砂漠)での夕暮れ。

 

太陽が沈む頃には月が浮かんでまして、まだまだ明るい白砂漠でした。

にょきにょき生えているのは石灰だそうで、よく見ると貝の化石があったりと、

昔は海だったことを思わせます。





キャンプの準備をするイベーダとアハマット。






『ハラヘッタ?』と聞いてくるイベーダに、「腹減りまくりだよ。」というと、

『チョトマテネー』といいながら豪快に素手で鶏肉を焼くイベーダ。

※動画3 白砂漠のディナー 軽いバージョン
メモ なかなか火が通らないのか40分くらい焼いてました。



がさごそとイベーダの荷物をあさってりうと妙なものが。

何に使うのかと聞くと、ちんこの勃ち具合をよくするんだそうです。

イスラム教ってのは下ネタはタブーだと思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。



  

晩飯も最高でした。

トマトベースの訳の分らない食べ物も、バターっぽいのが利いたライスもとても美味しかったです。

もちろん味付けのない素焼のチキンも。



 

晩飯を作ってる頃からでしょうか、匂いを嗅ぎつけたのか夜はフォックス(きつね)の大合唱が始まりました。

飯に酒に夢中になっていると、人慣れしているのか、かなり近くまでフォックスがやってきました。

早くて捕まえることは出来ませんでした、残念。



100mおきくらいに同じくテントを張ったツアー客なんかがいるのですけれども、

とりあえずドライバー同士は顔見知りなようで、自分のところのテントで歌い出すと、各テントを回りつつ、

4人から8人、8人から20人、30人と、最後は50人くらいの団体で飲んで歌ってのドンチャンでした。

無知と海外旅行は時として罪になるようで、ハシシらしきものが回ってました。

もちろん僕は吸ってませんで、ここ日本のサイトにこの文章をアップしている以上は吸ったとか書けないわけで・・・

断固吸っていないわけなのです。

※動画4 白砂漠のお祭り 軽いバージョン
※動画5 白砂漠のお祭り2 軽いバージョン
メモ 最後の宴会で韓国人が『コーリア!コーリア』騒いでたんだけど、ありゃぁバカだと思った。

最終的に色んな人種とわいわいやっていたのだけれども、

アメリカ人から怪しいタバコが回ってきたり、コーリアンのおにゃにゃのコに焼芋をもらったりと、

世界を肌で感じた瞬間でした。

というか、コーリアンの姉ちゃんメチャクチャ可愛かった。



で、夜の砂漠が肌をつんざくような寒さで感覚が麻痺しそうだったのだけれども、

流石に昼からあれだけ食ってれば一日最低2回は奪糞する僕としてはしないわけにいきません。

宴会の輪を抜け出しまして、ウェットティッシュを持ち出すと、

少し離れたところに穴を掘り、周囲に光るフォックスの目を気にしつつ(それがちょっと快感なんだけれども)ズボンを脱ぎます。



見たことのないような、見上げれば流れ星がひっきりなしに泳いでいる巨大な黒い海はまるで空全体が巨大なプラネタリウムのようで、

そんな星空の下、巨大な砂漠を、巨大な私用のトイレの如く扱ってはマホガニー色の物を穴に落とそうとすると、

ブリ、ブリブリブリブリ・・・

うおっ!?

近くで誰か同じことをしてやがる。

こうなるとその犯人の顔を見たいと思うのが人の心情ってなものだと思うのですけれども、

僕の方も生まれ始めたところだったので追いかけられなかったのだけれども、



で、あれですよ、ほら、ちょっとさ、どんなのしたかとか確かめたいじゃない?

で、確かめてみた。

携帯を懐中電灯代わりにして確かめてみたのだけれども、

なんと、砂漠の上にブリっとブツを残したまま、爆弾みたいなブツにティッシュをかけてすませているではないですか!

晒しものとはいいませんけど、ほとんど変わりはありません。

僕なんてわざわざ穴まで掘って埋めてきたのに、砂漠にブツを垂れ流すだけ垂れ流してティッシュをかけていくってのは、

こらー、あーた、しつけの悪い飼い主が道端で用を済ませた犬のウンコがでかすぎて拾いきれないからといって、

ティッシュをかけて見過ごすのと一緒ではありませんか!

文化の違いなのでしょうか?



とりあえず確認してしまった僕も、匂いにつられてやってきたフォックスも、

涙を流しながらその場を去り眠りにつきました。



2007.12.19 記。


●04日目(11/23):ビッグマンコとホモセクシャルからの贈り物


砂漠ツアー客のほとんどのお目当てが朝日にも関わらず半数以上が眠ったままでした。

※動画6 白砂漠の朝日 軽いバージョン
メモ 温度計がなかったので正確な気温は分かりませんがベンチコート着てても寒かったです。



『オハヨウ、トモダチー』と起きてきたイベーダ。

他の観光客はとっくに帰ってしまって、元気になった股間をボリボリかきながらムスコと共に起きてきました。

未使用で新品のジャムにも関わらず、蓋を開けるとジャムの中に縮れ毛が入っている特性のジャム。



  

砂漠ロードを戻る感じでひた走っていろいろと案内してくれたのだけれども、メモった紙をなくしました。

とりあえず大御所のクリスタルマウンテンです。

※動画7 砂漠ロード 軽いバージョン
メモ 2回ほどオーバーヒートで助けを求めている人がいたけれども、止まったのは1回。
更にはちょいとした会話だけで去ろうとするイベーダ。
流石に酷くて持っているペットボトルを渡して立ち去る僕ら。






ガバル・イル・インギリース(イングリッシュ・マウンテン)。

ブラック・マウンテンだとか呼び名がいっぱいあるらしいんですけど、

第二次世界大戦中にイギリス軍がドイツ軍のロンメル将軍を迎え討とうと駐屯した場所らしいです。



 

最後に立ち寄ったのはビル・ガバという温泉でした。

この日は金曜日で、金曜日だけは運休だったのですけれども、運休じゃなくてもちょっと遠慮したい。

温泉らしき泥水で洗濯する村人。





街に戻って直哉と別れ、明日はバフレイヤ・オアシス周辺の遺跡を巡ろうとチケットショップを目指します。

ガキんちょに会うと『ベン・ベン』言ってくるのだけれども、

この国ではPがBになるので、どうやらペンが欲しいとのこと。

多分プッシーはブッシーと発音するに違いない。

で、実際に日本のペンや車は性能がよくてエジプシャンにはかなりお気に入りのようです。

5EL(100円)で譲ってくれと交渉してくるガキんちょに涙してプレゼントしました。



  

  

街の風景です。

メインストリートから外れると、家畜と共に生活を営む貧しい現状が待っておりました。

日本の比にならないくらいの貧富の差です。





チケットショップに到着しチケットを購入しようとすると、当日でないと駄目とのこと。

チケットショップのオヤジにどうやって周るのかと聞かれたのですけれども、

そもそもこの6つの見所、それぞれがチケットショップを中心に拡散してる。

タクシーをチャーターしようかと思ってると答えると、チケットショップのオヤジが案内するとのこと。

値段の交渉をすると30EL(600円)に落ち着きました。



  

ホテルを取ろうと地元民が賑わうレストランで[地球の歩き方]を見ておりますと、

アーラとかいう17才と仲良くなりまして、ホテルの値段が20〜25(2220〜2775円)US$だとか記載されていたので、

安くしてきたら晩飯奢ると言うと、20US$にしてきてくれました。

僕と同じくらいのエジプト民は英語がほとんど出来ないのですけれども、アーラの代では高校で英語をペラペラしゃべります。

中学から習うようなのだけれども、僕は中学生と話してるくらいがレベル的に丁度よかったです。



で、このアーラがまた悪いガキんちょでして、

『I like Japanese girl very much. (日本のおにゃにゃのコが大好きなんだ。)』とか言ってくるので、

「What's point do you like ? (どんなところがいいのか?)」と聞くと、

『Because...Big Manko !』と返事をするではないですか。



おいおい、誰だ誰だ?

このガキにまんこなんて卑猥な言葉を教えた悪い奴は・・・

だいたいビッグ・マンコってなんですか!?

マンコがビッグだったら、むしろ駄目なんじゃないのか!?



僕が飽きれた顔をしながらアーラが買ってきたコフタを掴んで股間付近に持っていき、

「ア〜ゥフ、オーイヤー、ビッグ・マンコー!!!」と叫ぶと、

わが意を得たりというふうに表情たっぷりににやけまして、

携帯を取り出すと保存してあるエロ動画を見せ始めるじゃないですか。



僕はオアシスに何をしにきたんだろう・・・

ぶち壊しだ、こいつのせいで僕の大切な有意義あるメモリーに傷がついた。

しかも事態はこれだけではなかったのです。



『Do you wanna fuck ? (セックスしたくないか?)

I can give you, very good price ! (良い値段でやれますぜ。)』

こんなことを言ってくる始末。



なんと4000円で娼婦を紹介してくれるというじゃないですか。

全身を衣服につつみ、女性はタバコすら買えないこの国に娼婦がいるとでも!?

名状しがたい懊悩(おうのう)はあったのですけれども、エジプトに来て腹を壊すならまだしも、

エイズになって帰ったらシャレになりません。



 

断って一緒にレストランに戻ると、彼の仲間と歴史の先生が寄ってくるではないですか。

いろいろと話しているうちに、バイクに乗らないかとのこと。

どうせ金取るんだろうし、国際免許証がないと言うと、断固一致で『No monney, No problem ! (問題なし!)』とのこと。



オアシスでバイクを乗り回していたのですけれども、適当に一周してきて戻りますと、

バックシーシ(恵んでくれ)と冗談で言われたので、ガキのチンコを揉んでやりました。

今度は歴史の先生が僕をとっておきの星空が奇麗な場所に連れて行ってくれると言うではないですか。

見知らぬ場所にきてこういう気持ちを頂けるってのは凄い嬉しいですよね。



※メモ6 バックシーシ
チップ
---




で、乗ったのが失敗だった。

しばらく走って生徒達の姿が完全に見えなくなりますと、『ウェリカム』と言いながら僕の頬に口を近づけてきましたので、

思わず反射的に避けてしまったのだけれども、僕の頬にヒットするまで諦めない。

そのしつこさにと言いますか、前見て運転してくれよという危険な事情を回避する為に濃厚な熱烈キッスを受けたのだけれども、

これだけでは終わりません。



確かに連れていかれた場所は散りばめられた星たちが力いっぱいその輝きを惜しみなく放っておりまして、

こんなところに美女と二人きりだったら接吻はおろか、交尾しても許されるんじゃないかというくらい奇麗な場所だったのですけれども、

『ウェリカム』と言いながら再び頬にごつい髭をたくわえた口が近付いてきます。

「せ、せんきゅぅ・・・」と引き気味に礼を言うのだけれども、次の合図に僕は目を疑った。



何と自分の股間をズボンの上から鷲掴みにするではないですか。

そして残酷にも、どうやら僕に握れというようなしぐさを送ってくるではないですか。

しまった・・・

どうやらバイクで一周しおわったときにガキのちんこを握ったのを見て、

僕をホモだと信じきってしまった様子なのです。



ママ、僕もうおうちに帰りたい。

どうあがいても、どう言葉が通じなくても、[ちんこを握れ!]といった意味合いに間違いのないジェスチャーを前に、

理解が出来ない頭のかわいそうな子を装っては首をかしげ、寒いから帰りたいと連呼してなんとか皆がいるレストランへ帰還。

帰還して間もなく経つと再び走りに行こうと誘ってくるホモ。

とても疲れたから寝ると目の前のホテルに帰ったのだけれども、夜這いに来やしないか心配で眠れませんでした。

というのは嘘で、AVが流れてないかと期待してTVを付けるも、ヒゲのオヤジしか映っていないTVに落胆し、

ヒゲのオヤジを見ながらシコって寝ました。

※動画8 ホモ教師とドライブ
メモ 携帯動画を変換(3gp→mpg)のため非常に汚いです。




2007.12.20 記。


●05日目(11/24):勃起ちんこな壁画にバックシーシ


やあ、僕asuka。

エッチな夢を見ながらおにゃにゃのコのアソコのことばかり考えていたら絵に閉じ込められちゃったんだ。

それはそうと、何も勃起した姿のまま閉じ込めなくてもいいと思うんだよね。



 

昨日約束したおっちゃんに遺跡回りを手伝ってもらおうとチケット売り場に向かってますと、

『ジャベーン、ジャベニーズ』と声をかけられ、不思議な木の実を頂きました。

何でしょうかね、これ。

グニャっとしてて美味しいとは評価し難かったのだけれども、

後に昨日のアーラに会うと、『こんなもの食べてはダメだ!腹壊すぞ!』と言われ、

リュックの脇っちょに入れていた不思議な木の実を全て投げ捨てられました・・・

なんて奴だ・・



  

チケットショップでおっちゃんを待っていると、車が壊れたとかで20分くらい遅刻してきました。

友達から車を借りてきたとかで、

「ふ〜ん」と何気なくやり過ごしたのですけれども、この一言が大きな意味を込めていることに後々気づくのでした。

6カ所を周れるちょっと高めな共通チケット35EL(700円)を購入し、まずはチケットショップ目の前にある博物館へ。

写真のようなミイラが10個ばかしありまして、

なんか僕が入ると警備員二人のうち一人が他の客を堰止めしだしまして、

もう一人が写真を撮らせてやると言ってきます。

どうせ金を取られるだろうと思いながらも写真を撮りまして、黙って出て行こうとしますと、

ほらきたバックシーシ。



1EL(20円)を渡しますと、20EL(400円)だと言ってくるではないですか。

堰止め役が焦りながら、『ハリー、ハリー(早く、早くやがれ)』と焦り出すのをよそに、

もたつきながら「ワーン、バーウンズ」と悠長に応対してますと、『プリーズ、プリーズ、ファイブバウンズ!』と。

3EL(60円)ほど札を丸めて渡して出てきました。



※メモ7 バフレイヤの遺跡共通チケット35EL(700円)
1)アメンホテブ・フイの墓
2)バンネンティウの墓
3)ジェドアムンエフアンクの墓
4)アイン・イル・マフテラ神殿
5)アレクサンドロス大王の神殿
6)考古局のミイラ室
---




 

車で案内してもらおうとおっちゃんのところに戻りますと、ここから歩いて5分のところにバンネンティウの墓があるとのこと。

15分もあれば十分だそうで、20分後に入口にいろとのことでした。



  

で、いました勃起ちんこ君。

関心して壁画を眺めていますと、頼んでもいないのに警備員が矢継ぎ早で説明を繰り出し、

勃起ちんこ君の写真を撮らせてもらう代わりに3EL(60円)取られました。



  

他のヶ所も知識がない僕にとってはどれも似たり寄ったりの壁画でして、

ぶっちゃげた話[アレクサンドロス大王の神殿]が見れればよかったのですけれども、

神殿というか神殿跡というのが正解だと思います。

中央、右写真のような入り口は何かの部屋のようでして、上の方へ通じる正規のルートはあったのですけれども、

横着して部屋から上に這い出ようと昇ったはいいのですが、

ボゴッ!

とかいう奇怪な音と共にちょっと遺跡がもげた、いや、正直大分もげたかな・・・



昇りきるとそこに銃を持った警備員のおじちゃんがおりまして、

ヤッベェー、ばれたかな?と不安にかられながらも、

「Hi ! What a beautiful palace here is ! (ちわっす、すげぇ良い場所っすね。)」

なんて具合に両手を広げ、心にもないことを表面とは裏腹に気持ちはドキドキしながら話かけますと、

どうやら英語が通じないらしく、にっこり微笑んでおられました。



そして最後にお約束のバックシーシ。

30EL(600円)で遺跡めぐりの交渉は成立したものの、チップが含まれているわけがなく、

5EL(100円)渡そうとすると、10EL(200円)だと言ってくるではないですか。

高すぎると言うと、車が壊れたのにわざわざ友達から借りてきたんだ、

俺のチップじゃなく、友達にやりたいんだと言うではないですか。



「Thank U sir, this is ticket. (ありがとう、5バウンズのお礼さ。)」

『No... 10 ponds. (10バウンズくれよ。)

I asked my friend to rend a car purposely, because U wantted visit ruins.
(お前が遺跡に行きたいっていうからわざわざ友達に借りてきたんだぜ。)』

「No, no, no, no, Firstly, U said, U can take me by your car,
(おいおい、第一に自分の車で連れて行くって言ったのはそっちだぜ?)

it's none my business.(友達の車を借りてきたかどうかは僕には関係ない。)」

and maybe it took only 2 hours or so, it's very expensive. (それに2時間かそこいらで10バウンズは高いっしょ。)」

とまあ、こんなやり取りがありまして、いじけた素振りを見せられるとこっちも人ですから、

7EL(140円)払って解散。



 

バウィーティに戻り帰りのバスを待つ間ヤギ達を追いかけて遊んでいますと、

青年海外協力隊のおにゃにゃのコに出会い、女性だとタバコも買えないからとパシリに遣われました。

で、博多便丸出しでしたので福岡出身かと尋ねるとそうだとのこと。

ちょっと気があって一緒に魚料理(8LE 160円)を食べにいったのですけれども、

これがまた酷かった。

彼女の方は2年もこの街で暮らしているらしかったのですけれども、

はっきり言って2年もこんな酷い飯を食べるのは拷問だと思いました。



 

6時間15分もかかってギザに戻り、アブ・シンベルへ向かおうと電車の切符を購入しようとするも、

大きな金しかなく扱ってくれません。

駅周辺の店で100US$(11100円)を両替してくれと頼みますと、1EL(20円)札を3枚(60円)出し、

僕が驚愕の顔色で店の主人の顔を覗き込むと、4枚目(80円)を出しますが話にならない。

このオヤジに555枚分の価値があることを説明し、納得してもらう頃には、

電車は僕の夢だけを乗せて走り去ってしまう。



時は21時45分、電車の到着は22:20分なので時間がありません。

走りに走りまくって銀行を聞いて探し、たどり着くも当然のことながら閉まっているではありませんか。

一緒についてきてくれた道案内のオヤジに、

「No ! ! ! This is no meaning ! I wanna just exchange right now ! (これじゃ意味がなんだよ、今すぐ両替がしたいんだ!)」

と伝えますと、両替所に案内されて無事換金。

こちらから5EL(100円)渡そうとすると、『No...』と金を受け取りませんでした。

良い人は良い人なんですね。

すんげぇー欲しそうにしてましたけど。



1等104LE(2080円)、カイロからアスワンまでが879kmなので、ギザからは30km引いた849kmほど。

この距離でこの値段はなかなか安いかと思います。

この日は汽車で1泊過ごしました。



2007.12.21 記。


●06日目(11/25):心か金か冷酷無比のマイクロバス

眼を覚ますと朝の9時をまわったところ。

電車はまだ終点のアスワンには着いていないようで、目の前のおばあさんが朝食をくれました。

お礼にポテッチップスを差し上げます、ゲラゲラ笑いながらむしゃぼりついておられました。




12:10にアスワンに到着し、そのままバスでアブ・シンベルを目指そうとするも、

[地球の歩き方]には17:00発と記載。

近くのオヤジに聞いてみますと、13:00にバスがあるというではありませんか。

時間がないので焦っておりますと、マイクロバスを捕まえてくれました。

と言いますか、マイクロバスに向かって右手で蕾のような形を手で繕いますと、

マイクロバスのスピードが緩み、飛び乗れと言うではありませんか。



6日目なので流石に街中の市民がマイクロバスに飛び乗っている様子は伺ってはいたのですけれども、

これはちょっとレベルが高いと思い断念したと言いますか、

行き先がアラビックで書いてあるものだから諦めていたのだけれども、

数秒後には重いリュックを背負い、間抜けな姿で走りながらマイクロバスに飛びつく自分がいました。



で、こいつがまた凄い。

走りながらバスに飛びつくのはいいのですけれども、

座席が満員ですと、表のトッテにしがみつきながら目的地まで行かなければなりません。

これがなかなか快感でして、何しろ一律25pt(5円)で行ってくれるので非常に助かりました。





バスターミナルに着くとやはり17:00発とのことでして、チケットだけ購入し、

再び味を占めたマイクロバスに乗ってスーク(市場)に戻りました。

スークに戻るとマンミィとかいう青年がずっとついてくるんです。

特に困ってもいないし、ついて来ても金はやらないからときっぱり断ったんですけれども、

人が飯を食いにレストランに入っても目の前にどっかり座りこんでくる始末。



別に害がないならいっか、なんて思っていたのが間違いだった。

日差しが強く、破損したサングラスの代えを買いに行ったのですけれども、

そろそろ遺跡を見に行くからじゃあな、と言いますと、

なんとレストランも紹介したし、サングラス屋も案内したから10EL(200円)よこせと言ってくるではないですか。

なんですか?この魑魅魍魎(ちみもうりょう)は。



「Gives money 20EL, because I became a your speech partner. (話相手になってやったんだから金をよこせ。)」

こんなことを言い返すと酷くびっくりしている御様子。

『I want to buy the cigarette for my mother. (母親にタバコを買ってやりたいんだ。)』

とか抜かしてきやがりますので、

「Cigarette will kill your mommy, Say hellow to your mommy Mr. Asuka save your health,
(タバコは身体に良くないぜ、僕が君の母親の健康を守ったと伝えてくれ。)

if U wanna kill your mother by cigarette ? work and buy the cigarette by yourself, and gives it.
(もしもオフクロさんをタバコで殺りたいなら、自分で働いて買ってやれ。)」

タバコを取り出しプカプカ吸いながら歩き出すとそれ以上はついてきませんでした。





[切りかけのオベリスク]です。

間違えました、暑さでどうにもやる気の出ないのか、日陰で横たわるワンコたちです。

ケツを触るとビックリして跳ね起きておられました。



 

[切りかけのオベリスク]です。

バスターミナルへ戻ろうとここまで来たら三度マイクロバスへ乗り込みます。

と、今度は『ジャベーン!』だとか熱烈な歓迎を受けて助手席へ案内されるではないですか。

僕は乗る前にバスターミナルへ行くことを確認して乗ったのですけれども、

降ろされた場所は検討もつかないような未開の土地でして、ロバが怪訝な顔で僕を見つめている。



「おいおい、時間がないんだ、ここバスターミナルじゃないだろ!?」

と焦っているにも関わらず5EL(100円)だとか言ってくる始末。

マイクロバスを飛び降りて「ファックッ!」と中指を立てて応戦したのですが、

予め払おうと手に握って用意していた25pt(5円)がない。

正確に言うと渡そうと思っていたであろう25ptを窓際でチラつかせる助手席の悪党。



パ、パクられてる・・・

いつの間にかスリのような巧妙な手口で25pt(5円)パクられてる・・・

「おいっ!」と日本語で叫んでいるときには、

バスはもう走り去っているではないですか。



ブルンッ、ブヒヒとロバが罵り、やべぇなぁと、

こいつの背中にお世話になってバスターミナルまで行こうか悩みましたが何せ道が分かりません。

そうこうしていると、どうやら一部始終を見ていたバイクに乗ったオヤジが近づいてきまして、

10EL(200円)でバスターミナルまで連れて行ってくれるとのこと。



ぶっちゃげた話200円が高いとも思わず、何が気に入らないかって言いますと、

人から金を巻き上げようとする、その根性が気に喰わないのです。

仲良くしたい。

他所の国に来ても、例え言葉が通じなくても、heart to heartで心を通わせたいじゃないですか?



だから僕はその差が例え1円であっても、

ボルような行いには真剣に話し合いたいし、法外なボッタくりには本気で怒りたい。

この国にいればはっきり言って日本円は巨万の富に姿を変えてとんでもない贅沢が出来るだろうし、

多くの日本人はすぐに金を払ってしまうように思われる。

僕は偏屈だと言われようが構わなくて、金を払うから人が寄ってくるような人間にだけはなりたくない。



10EL(200円)はちょっと高いんじゃないかと言いますと、

『OK, see you. (かもな、また縁があればな。)』

と、バイクを走らせて行こうとしますので、

「Wait, wait wait, OK, my pleasure. good price.
(ちょ、ちょっと待ってちょーだい、いいね、いいね、10EL(200円))だなんて願ってもないぜ。」



と、まあ調子のいい事を伝え10EL(200円)を払ってバスターミナルへ。

ロバとか乗ってたらいつ着くか分からないし、なぁーに、この国じゃ1円が100円に化けるのです、

ガンガン利用すればいいのです、へっへっへ。



ともあれこのオヤジに騙されたのであればバス出発時刻には間に合わない計算になります、

「I have to arrive at bus tarminal, before 17 o'clock certainly.

Possible ? If U have done, I 'll give U big tip.
(17時前には絶対にバスターミナルに着いて欲しいんだ、礼は弾むから。)」

なんてもろに金をちらつかせまして見事10分前に到着。

お礼に交渉金と同じ額の10EL(200円)を払いまして、アスワンからアブ・シンベルまでの430km、

バスの中でぐっすり眠りました。

やっぱ世の中金だった。



 

同じバスで出会ったアリー・サラティン。

休憩所でシャイ(お茶)を奢ってくれました。



 

4時間かけてアブ・シンベルへ。

アエーシ・フィーノ(サンド用の長細いパン)に野菜とレバーを挟んで有飯を頂きました。

26EL(520円)。



 

ホテルに着くとホテルのオーナーが空き巣ばりに針金でドアを開けてました。

何故か虫よけスプレーがあり、11月にも関らず夜は蚊と夜中戦う羽目になりました。



2007.12.24 記。


●07日目(11/26):危険な賭けに敗れる人々
 

アブ・シンベル神殿を見ようとナイル川が注ぐナセル湖のほとりを歩いて20分。



  

エジプト最南端の見どころアブ・シンベル神殿です。

アスワンハイダム建設時に神殿が水没の危機にさらされ、ユネスコが国際キャンペーンによって救済したそうです。

警備員が少なく、写真を撮って良いのかすら分りませんでしたので、とりあえずサクっと、カシャっと、アレなんですけど、

流石にここの写真は表だけにしときます。

アブ・シンベルの大神殿(左)と小神殿(中央)です。



  

念願のアブ・シンベル神殿を見学し、アスワンに戻ろうとするも13時の最終バスまで1時間30分もあり、

とりあえずバスチケットの購入場所をポリスに聞きますと、地元民が使うマイクロバスなら1時間に1本あり、

今出るところからそれに乗っていけと、なんなら走り出したバスを止めて乗せてくれました。

心地よく迎えてくれる地元民、最後部の真ん中へ案内されまして、写真左側の彼と、写真中央の彼に挟まれ、

前方から『ウェリカム』と金縁眼鏡のおっちゃん

ところがこれから目を疑うような事態が彼らにふりかかるのでした。



 > ノア〜

アブ・シンベルからアスワンにかけての道路はこれまた砂漠なんですけれども、

僕が覚えているだけでも途中に関所が2カ所ありまして、

まずは最初の関所で写真左側の彼が抜き打ちで検査されたのです。

何を検査されたのかと言いますと、要するに通行許可書みたいなものがなくてはならないらしいのですけれども、

当然の如く持っていない彼。

なんか普通に下車させられてました。

こんな砂漠の駐屯所に残されて大丈夫なのかな?と思ってますと、バスは無情にもおかまいなしといった態で走り出しました。



 > フゲホー

2つめの関所では僕もパスポートを提出させられ、15分あまり入念に調べられました。

と、同時に写真中央の彼も調べられ、弁解の余地もなく否応なしに降ろされてました。

うおー、両席が開いて広い!

って場合じゃなくて、おいおいちゃんと手形くらい用意しとけよ、どんだけ博打好きなんだって感じです。



 > ヘモガ〜ッシュ!

とくに説明を施す必要はないと思うのですけれども、最後は彼でした。

僕もかなりいい加減な人間ですけれども、ここまでレベルが違うと手の施しようがありません。

3人揃って砂漠に置いてかれちゃいました。



アスワンに戻りまたまた換金しようとしますが、エジプトの銀行の営業時間が14時で閉まってしまうのです。

するとポリスが近づいてきてATMでドルがエジプト・ポンドに換金できると言うではないですか、

礼を言っても僕が換金するまでずっと居座っておりまして、

1万ドル札を見られないようにしながら換金したのですが、換金後に『バックシーシ(お礼よこせ)』と。

この国はポリスまで金をとるんですか!?

15EL(300円)だとか言ってきますので、

「Police should work for people. (ポリスは国民の為に働くべきだ)]

と言ったのですが、

『Yes for people, and for Japanese. (国民のためにも、外国人のお前のためにも働いた。)』

と言われ結局3EL(60円)を払いました。

※メモ8 銀行の営業時間
月曜〜木曜・土曜:8:00〜14:00
日曜:10:00〜12:00
金曜:祝日
---




出来るだけ先に進んでおこうと、通りに出てマイクロバスに「コム・オンボ!?」と聞いてますと、

3台目のバスが止まってくれるものの、アブ・シンベルへ向かった際のバスターミナルに連れてかれました。

コム・オンボへからルクソールにかけてのナイル川中流域はテロ厳戒地区らしく、

乗っていた周りの客はドライバにいいじゃないかと言ってくれたのですが、

どうやら観光客をマイクロバスで運ぶとポリスに捕まってしまうとのことでしたので25pt(5円)を支払って断念。





出発前にコム・オンボにホテルがあることをチケット売り場のオヤジに確認し、

5EL(100円)支払い観光客用の大型バスでコム・オンボへ到着。

で、ホテルがない。

街中の人が口を揃えてアスワンに行かないとホテルがないと言ってるではありませんか。

諦めてバスで引き返そうとするとバスも今日はないとのこと。

仕方なくコム・オンボ駅の場所を聞きますと、この線路を歩いて行けと。

轢死したらどうしてくれるんだと思いつつも、写真に写っているおじちゃんを盾にくっついていきました。



 

マカロナ・エンディビーテを食べながら電車を待っていると、寄って来る、寄って来る、エジプシャン。

この国で自分が外国人だということにあまり自覚がありませんでした。



 

エジプトの電車なんですけど、観光客用と地元客用に別れておりまして、

観光客用の電車は本数がかなり少ない上に、この田舎街コム・オンボに止まる列車は非常に限られておりまして、

そんなものを永遠恋焦がれる少女が処女を奪ってくれる王子様を待つように待詫びていても仕方がありませんので、

写真のように改札は通らず地元民の乗る電車にこっそりお邪魔さえて頂きました。



乗ったはいいのですが、真っ暗でして、車窓さんが懐中電灯を持って切符を拝見しにくるではないですか。

改札を通らない客も多く、その場で切符(1EL25pt 25円)を買えるようで言い訳の手間が省けました。

ちなみにドアは閉まらず開けっ放しでかなり寒いです。

※動画9

エジプトの車窓から 軽いバージョン

メモ 途中自転車を持ち込んだオヤジが2人分の値段を取られてました。
(動画にはその模様はありません。)

  

アスワンへ戻り、おじちゃんに声を掛けられ娘さんと一緒にコシャリを食べホテルへ。

ホテルのネットでリアルタイムBBSを更新するも、日本語フォントがインストールされてなく、

Windows Updateから試みるも、パソコンがぶっ壊れました。

再起動するとインターネットエクスプローラが58個くらい立ち上がっちゃうのよね、、、

慌ててかかった分だけの金を払い隣のネットカフェへ移って無事更新しました。



2007.12.25 記。


●08日目(11/27):スペシャル高いスペシャルタクシー
 

不潔な電車に乗って再びコム・オンボへ。

車掌が切符を売りにきまして、隣のオヤジが25pt(5円)を持っていないのをきっかけに、

僕まで1EL(20円)にしてくれました。

こんなんで良いのでしょうか・・・



  

コム・オンボ駅に到着し、適当なオヤジに神殿までの方角と道のりを聞きますと3km程度とのことでして、

歩いたのですけれども、間違いなく3km以上はあって、かんかん照りの太陽に、肌寒い風と、

太陽と北風の主人公さながらコム・オンボ神殿に到着。



この神殿、ちょっと変わってまして、通常の神殿ですと中央に通路が1本あるのですが、この神殿に限って2本の通路があり、

塔門の入口や部屋の入口もふたつずつあるのですよね。

コム・オンボ神殿は、ホルス神とワニの神であるソベク神のために建てられたからなんだそうです。

って、[地球の歩き方]に書いてありました。



※メモ9 コム・オンボ神殿
25EL(500円)
---



  

コム・オンボ神殿からコム・オンボ駅までタクシー10LE(200円)で戻り、エドフ駅に到着。

どうやら神殿まではかなりの距離があるようで、マイクロバス(3LE 60円)で向かうものの、

神殿途中のバスターミナルが終点のようで降ろされました。

仕方がないのでタクシーに値段交渉をすると30LE(600円)とのことで、

高いと思いつつ、まだ遠いのかと聞くと英語が全く通じません。
(値段と神殿名だけは通じました。)



もうね、言葉が通じないとお手上げでして、こっちも距離が分からないので、簡単なアラビックで、

「ラ、ラ 20バウンズ(駄目だ、400円にしてくれ)」

と交渉するも全く下げないので30LEで乗ったのですけれども、せいぜい5kmほどでして、

初日でギザの警官にエジプトでは1km、1LE(20円)だと教わったので、5LE(100円)で足りるじゃんかよ、お前!と、

チップはなしでホルス神殿に到着しました。



※メモ10 ホルス神殿
40LE(800円)
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ホ、ホルス(はやぶさ)の顔がもげてるんですけど・・・

ハヤブサの頭部を持つ天空の神で、オシリス神(冥界の神)とイシス神(オシリス神の妻)の子供らしく、

その目には[全てのモノを見抜く力]が宿っているようなのですけれども、

そんな力があるのなら、「お主のおまんこは濡れておる!」と見抜いて射抜いて抜いてみたい。

残念ながら顔面が激しくぶっ飛んでいてその目を見ることは出来ませんでした。



  

中の様子です。

写真右端は、[「ゆりかご」またはかじ屋]だそうで、祭器保存場所らしいです。

僕には御神輿にしか見えませんでしたけど。





いました勃起ちんこ2号。

こちらの方がライトアップされていて神々しかったです。

※動画10

ホルス神殿 軽いバージョン

メモ エジプトで最も保存状態がよく、巨大な柱は36mもあるそうです。



お馬さんがおりましたのでバスターミナルへ。

5LE(100円)だと言うと30LE(600円)だと言ってきます。

この国は観光客から平気で6倍もの値段をぼってくるのですが、

「I know the price, it takes 1LE per 1km. Your heart pained ?
(1kmにつき1LEじゃないか、心が痛まないのか?)」

と聞きますと、痛まないと笑顔で応えてくるではないですか、

仕方なく微妙に値切って20LEを払いバスターミナルへ。

※動画11

お馬のひんべえさんと仲良子よし 軽いバージョン

メモ 途中で知り合いのオヤジが乗ってくるは、ナイル川を横断する橋の手前でマイクロバスを見つけると、
ここからはあれに乗っていけと、結局追加で1LE払ってバスターミナルへ。

英語が全く通じないバスターミナルへ戻り、複数あるマイクロバスに片っ端から、

「Esna ? (エスナ行きか?)」と聞いてますと、

コクリと頷くものの、何故だか乗せてくれません。



言葉が通じないにも関らず人だけは寄ってきますので、

「Nobody speak English ? (英語が話せる奴いないんかー?)」

と叫びますと、いました、一人だけ『イェース』と手をあげて近づいてきまして、

「I wanna go Esna temple, maybe that bus go there, but he does't accept me. how to go there ?
(エスナの神殿に行きたくて、あのバス行くって言ってるのに乗せてくれないんすけど、どうすればいいの?)」

するとテロ厳戒地区で観光客を乗せるとお縄になってしまうとのことで、

船かスペシャルタクシーで行けというではないですか。



船に乗るにはホルス神殿まで戻らなくてはならず、時間も定かでないので、

スペシャルタクシーって何よ!?と聞きますと、普通の乗用車に個人で乗らなければならないとのこと、

嘘つけよ、個人で乗っても複数で乗っても変わらないじゃないか、あの安っちいマイクロバスに乗りたいと言いますが、

本当にお縄になるとのこと。

すげぇ滅茶苦茶なルールだと思いながら値段を聞きますと、

『フィフティーバウンズ!(1000円)』と元気よくとんでもない値段をもちかけてくるではないですか。



交渉してもいつもと違った空気でマジで50LEなんだと答えてきまして、びた一文下がりません。

こんなことはこの国では珍しいことで、船で行くと言って駆け引きしましても、どうぞといった回答が帰ってきます。

絶対騙されてるわこれ、と思いながらもドライバーを呼んでもらってスペシャルタクシーへ。

席に座ると通訳してやったんだからお礼をくれと言ってくるではないですか。

おいおい、と思いながら確かに彼がいなかったら大変だったと思い3LE(60円)渡しますと、

『ファーイブ、ファーイブ(100円)よこせ』と叫んでましたが、運転手に「レッツ・ゴー、ハリー!」と告げ出発。



全然スペシャルじゃないし、むしろ走るのかよってレベルの車でして、

スペシャルなのは値段だけじゃないか、しかも安くなるスペシャルならまだしも、

高くなるスペシャルなんて聞いたことないわ、と日本語でブーたれてたのですが、

実際に行ってみますと、本当に検問が厳しく、80kmくらいあり、実際まあ、ありかな?と納得してしまいました。

エドフに戻るなら待ってるよ、みたいなことを僕よりも酷い英語で言っていましたが、ルクソールに行くからと告げ、

チップに10LE(200円)渡して解散。



 

クヌム神殿です。

スーダンとエジプトの交易の場だったそうです。

正直エジプトで見た神殿の中で一番しょぼかったです。



 

24本ある高さ13.3mの柱頭細工が好評らしいです。

右写真の柱の上に乗ってるうんこみたいなのはカエルだそうです。

警備員のおっちゃんが色々と説明してくれたのですけれども、

僕のヒアリング能力が低すぎて理解出来ませんでした。

珍しくお礼のバックシーシをせがまれなかったのでなかなか素敵なおっちゃんでした。



※メモ11 クヌム神殿
15LE(300円)
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クヌム神殿を後に、駅までの道を歩いていますと、なんだか空恐ろしいものが売ってました。

シッポついたままなんですけど・・・

駅までの道のりが非常に長く、途中でマイクロバスを拾い、ぶら下がってマハッタ駅へ(25pt 5円)。





マハッタ駅の改札で切符を買おうと並んでおりますと、

丁度前の客がルクソールまで3LE(60円)を支払っておりましたので、

「ルクソール」と告げ、「ハウマッチ?」とあえて聞きますと、

『10LE(200円)』だと言うではないですか。

「ポリース!」と大声を上げますと、慌てて3LEと言い直してました。

これぞエジプト。





神のハーレム・ルクソールに到着し目星のホテルに向かおうとしますと、

目星のホテルから勧誘され、そのままバイクに乗っけられてホテル(エベレストホテル)へ。

日本人と結婚してるおっちゃんでして、日本語がペラペラでしたので明日のツアーの交渉をしましたところ、

気球に2万を覚悟していたのでそれなりの値段に。

ホテルは1泊20LE(400円)。



※メモ12 エべレストホテルツアー価格
・遺跡巡り
220LE(4400円)
・気球ツアー
100US$(11100円)
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宿屋のおっちゃんにバイクでカルナック神殿まで連れてってもらい(20LE 400円)、

音と光のショーを見てまいりました。

この日はたまたま日本語で説明してましたが、ちょっと拍子抜けといった感じがしました。

※動画12

カルナック神殿 音と光のショー 軽いバージョン

メモ 18:30〜19:50 日本人は僕を含めて21おりました。

※メモ13 カルナック神殿 音と光のショー
75LE(1500円)
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モーザとかいう羊の足の肉です。

とびきり美味いってほどでもないんですけど、たまには食おうかな、くらいな感じです。

『ベリーディスカウント プライス』だとか胡散臭いオーナーが40LE(800円)だとか抜かしてきやがりましたので、

「Show me Receipt. (レシートを見せてくれ。)」と言いますと、

『Ok, ok, 30LE(600円)』だとか言い出す始末。

どうせ20LEくらいなんだろうな、と思いつつも30LEを払って店を出まして、ノンアルコールビールを買って就寝。



2007.12.26 記。


●09日目(11/28):神のハーレム・ルクソール


朝の5時にホテルのロビーに行きまして、迎えにきたバンに乗り込み船の上へ。

帰りに船を操縦させてもらうと降り際に1LE取られました。



  

ナイル川を跨いで西海岸に移動し、更にバンに乗って6:00ジャストに気球がある広場へ。



  

30分以内にキャプテンから英語で色々と注意事項を受けたのですけれども、

ヒアリング出来てないのは僕だけだったのではないかと思います。

※動画13

気球ツアー シンドバッド社 軽いバージョン

メモ 眼前の明るみに圧巻でした。

 

左:ハトシェプスト女王葬祭殿

右:王家の谷



※メモ14 気球ツアー シンドバッド社
100US$(11100円)

[地球の歩き方]には2社くらいしかないと書いてありましたが、競争になってたくさんの会社がサービスを提供してます。

値段は1人100US$〜200US$だそうで、人数が増えれば安くなるかもしれません。
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※動画14

気球ツアー 喜びの宴 軽いバージョン

メモ 僕には無理でした・・・
ていうか、こんなに喜ばなければいけないほど命の危険度が高かったのでしょうか・・・

←王家の谷

ホテルまでバンで送られますと、他の者を送ってからすぐに来るからロビーにいろと指示されます。

シャイを飲みながらタバコを吹かし、20分くらい経つと同じドライバーが来たのですけれども、

バスの中の人に値段を口外するなと怪しい指示を受けます。



僕の遺跡ツアーの料金は220LE(4400円)でして、王家の谷(3カ所)、王妃の谷、

ハトシェプスト女王葬祭殿をチケット代込で周れるという内容でした。

タクシー代の往復料金は恐らく80LE(1600円)くらいで、船代が往復2EL(40円)、

王家の谷が70LE(1400円)、王妃の谷が25LE(500円)、ハトシェプスト女王葬祭殿が25LE(500円)と、

202LE(4040円)程度なのでとんとんです。



ところが行ってみますと、それぞれの距離が結構あるのでタクシーを乗り継ぐか、

チャーターの必要があるので+1000〜+1500円くらいを考慮し、自力で行くと高くなる計算。

通りがけとはいえメムノンの巨像に寄ったり、他にもちょくちょく寄ってくれたのでお得かなと思える値段です。



問題は、バンの中には僕の他にオーストラリア人が1人と、モンゴル人が3人おりまして、

ガイド(英語ペラペラのエジプシャンレディ)と話していた男のモンゴリアンが契約した内容と違うと言い始めたのです。

王家の谷ってのにはいくつか墓があるのですけれども、チケット1枚で3カ所周れるのですが、

それと王妃の谷、ハトシェプストの計5カ所周れるのではないかと言い始め、

それはそれで正しいのですけれども、ガイドが王家の谷、王妃の谷、ハトシェプストの計3カ所と説明したので、

ちょっとした勘違いがあり、この勘違いから、モンゴリアンが僕とオーストラリア人にいくらしたが値段を聞いてきたのです。



220LEとオーストラリア人がサクっと答えちまいまして、

彼らは1人350LE払ったと憤慨し、次に僕に値段を聞いてきましたので、

僕は気球ツアーと込みで100US$だったと嘘をついたので、彼らにはそれが得なのか損なのか分からず、

まあいいかで終わったのですけれども、

ちょっと可哀そうだったのは、彼ら3人はチケット代が含まれておらず、

350LE払った上にそれぞれの場所で自腹でチケットを買ってました。



安くしてくれるのは嬉しいのですけれども、こういったツアーで値段に差があると非常にやりずらくて、

それぞれの場所で僕とオーストラリア人が、

当たり前のようにチケットを受け取っているのを恨めしそうに見ていたモンゴリアンがちょっと可哀そうになりました。

周ったのはラムセスの・・・一世、二世、九世だったような気がします。

撮影は禁止でした。



※メモ15 ルクソール西岸遺跡チケット
・王家の谷 70LE(1400円)
・トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)の墓 80LE(1600円)
・ハトシェプスト女王葬祭殿 25LE(500円)
・王妃の谷 25LE(500円)
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ハトシェプスト女王葬祭殿。

※動画15

ハトシェプスト女王葬祭殿 軽いバージョン

メモ 11年前ここでイスラム集団過激派(アルカイダ)による銃乱射テロに遭遇し亡くなった全ての方に、
ご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

  

中や付近の様子です。



 

王妃の谷です。

ここも残念ながら撮影は禁止でしたけれども、育児のミイラはちょっとグロくても必見でした。





ナイル川を西岸に渡ると初めに目にするメムノンの巨像だそうです。

全然そんな人知りませんが、座像は新王国時代絶頂期のアメンホテプ3世らしです。

座像の後ろには彼の葬祭殿があったそうなのですけれども、後の王に石材として使用されちゃったみたいです。



  

なんかノリでモンゴリアン達と飯食おうとか言うお誘いを受けまして、

とりあえず昼のカルナック神殿に来ました。

TVなんかでもよく映ってますこの神殿の柱は、23mと15mの2種類の柱が134本立っているそうです。



※メモ16 カルナック神殿
50LE(1000円)
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神殿を見てから腹ごしらえにレストランへ。

僕は鳩の肉を食べてみたのですが、骨ばかりで特に美味しいと感じるような事はありませんでした。

レストランで会計を済ませようとしますと会計が310LE(6200円)で一人頭77.5LE(1550円)とクソ高い。

確かにそれぞれパンや前菜、スープにデザート、コーヒーが付いたコースを注文したのですけれども、

これはかなり酷過ぎる値段です。



特に他のものは写真には載せていませんでしたけれども、昨晩食べたものも、アスワンで食べた昼食も、

初日に食べたハーフチキンも、パンやスープは当たり前に付いていて400〜600円で食べれるのです。

僕らは皆飽きれていたのですが、モンゴリアンの男がウェイターにレシートを持ってこさせます。

すると、TAX20%ととか書いてあるのですよね。

260LE + TAX20%(50LE)となっており、メニューを持ってこさせると下の方に小さく書いてありました。



まあ、仕方ないかと思い、僕がまとめて払おうとすると、

モンゴリアンの男が払う必要ないと、270LEだけ払うと勝手にサービス料を決めて出て行こうとしているのです。

他の女性二人はさっさとレストランを出てしまい、

ウェイターが出て行こうとするモンゴリアンを必至に引きとめているではありませんか。



オーナーを呼んでくるから待っていろというウェイターに構わず出て行こうとするモンゴリアン。

『美味しかったら払うけど、焦げてるし不味いから払わない。』とずけずけ話すモンゴリアン。

確かに焦げていて不味かったのですが、あまりよその国で問題を起こしたくなかったので、オーナーくるまで待とうぜと提案し。

どういうわけかオーナーがすっ飛んできますと、『オーケー!ディスカウント!』と応えているではないですか。

そのまま店を後にしたのですけれども、もしかしたら地元民と観光客とでメニューが違ったのではという疑いが残りました。



  

次にやってきたのは夜のルクソール神殿。

写真左側、左端のおにゃにゃのコ(26才)が彼女だそうで、右側のおにゃにゃのコは同じ学校の友達だそうです。

3人1部屋で泊っているらしいのですけれども、このカップルしょっちゅうチュッチュしてましたし、

一緒に寝てる部屋で交尾でもしだしたらどうするのかと思ったのですけれども、

そこは敢えて質問を控えさせて頂きました。

むしろ3POKなのでしょうか。





ど、どーなんでしょうか、このモンゴリチックなポーズは・・・

その後マミー(ミイラ)博物館(撮影禁止)へ行き、

ベリーダンスをみようと開催しているホテルへ行くも隔週で行っているとかで見ることが出来ませんでした。

女性に厳格なエジプトにあんなエロい踊りがあるのは、ピラミッドの謎よりも不思議でしょうがないのですけれども、

3つのホテルを回るもこの日は開催しないとのことでした。



※メモ17 マミー博物館
40LE(800円)
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彼らは明日電車でアスワンに向かうようで、僕はバスでハルガタに向かう用事があったのでそれぞれチケットを買いに。

と言っても駅の隣にバスチケット屋があったのですけれども、

聞く人聞く人、駅の東口だ、西口だというので2往復しまして、彼らを中心に右往左往してました。

しまいにはそこらへんのおっちゃんに連れて行ってもらい、チップを払おうとするといらないと言うジェントルマン。



チケット売場に行きますと、チケットはバスターミナルで直接買えとのことで、

バスチケット屋の存在の必要性を激しく考えさせられたのですけれども、

今ここで10LE(200円)払って、8時に迎えをよこすからそのとき更に10LE払えとのこと。

タ、タクシー屋ですか!?と思ったのですけれども、

ハルガタ行きのバスターミナルは少し離れておりましたので交渉成立。

15LE(300円)だと言ってたバスチケットが実際には25LE(500円)も取られました。



ホテルへ戻り部屋飲みしようと、僕とモンゴリアンのオスでビールを買いに出かけます。

昨晩ノンアルコールを買った店でビールが欲しいと言いますと、

1本500mlで20LE(400円)だとか言ってきますので、それ日本より高いじゃんと突っ込みを入れ、

カイロでは6LE(120円)で買えたと言いますと、カイロからの運搬費があるから10LEだとのこと。



承諾しますと、店のオヤジがチャリにまたがり出すではないですか。

おいおい、ここにないの?と聞くと、ないから友達のところから買ってくるんだと言ってます。

ここに置いておくとポリスに逮捕されるんだそうです。

5分待てと言われたのですが、20分後に黒いビニール袋に入れて戻ってきました。



ようやくビールが手に入るかと思ってますと、なんと250mlが10LEで、500mlは20LEだと言いだす始末。

はぁー・・・と深い溜息をもらしますと、モンゴリアンが店を蹴り出しました・・・

いやいや、捕まる捕まる・・・僕まで捕まっちゃうからやめて・・・

機転を利かせて先ほどの言葉を思い出し、ビールがあるこの状況下でポリスを呼ぶぞと脅しますと、

500mlを10LEで売ってくれました。



ちなみにアラビックの数字だけは覚えて行ったのですが、昨晩ノンアルコールを買う際に、

2.5LE(45円)と書いてあるにも関らず6LEだとふっかけてきましたので、

そこに2.5LEと書いてあるっじゃないかと突っ込んだのにも関らず、3LEと豪語してましたよ、このオヤジ。



やっとこさ部屋に戻ってモンゴリアンの部屋へ向かおうとするとトイレの水が止まらない。

慌ててロビーに人を呼びに行きますと、いつものことなのか悠長に『泳げるか?』なんて聞いてくるではないですか。

財布とパスポートだけ持ち、直しておいてくれよと頼んでモンゴリアン宅へ。

お互い睡眠時間も少なく、小1時間ばかり飲んで眠りにつきました。



2007.12.26 記。


●10日目(11/29):エジプシャン・ファッキン・タイム
約束の8時にホテルのロビーで待つも当然の如く迎えに来ないタクシー。

宿屋のおっちゃんが10LE(200円)で連れていってやるよと、

僕のサングラスが気に入ったのか、かけては気取ったポーズを決めてました。



8:30がバスの出発時刻でしたので、8:15になりバイクで連れてってもらおうかと立ち上がりますと、

迎えにきた。

『ハロー』だとかなんの悪びれもなく登場し、急いでくれと頼み出発時刻の8:30に到着。

30LE(600円)したサングラスを返してもらうのを忘れました。



バスターミナルに着くも、こちらも当たり前のようにバスが来ておりませんでして、

到着したのは10:00。

一緒に瓦礫に座っていたハンサムな兄ちゃんが、

『This is Egyptian fuckking time. Welcome. (エジプトの舐めた時間は最高だろ?)』

と両手を広げて僕を温かく迎えてくれました。

バスに乗り込み座席を探しておりますと、

『Free ! This is Egyptian style. (何処でも好きなところに座るのがエジプト式だぜ!)』

と同じくお兄さん。





16:30すぎにハルガタに到着。

明日はシュノーケルを楽しもうと海辺のホテルを探し、最安値のカルフォルニアホテルへ行きますと、

閉まっていました。

若者に声をかけ、やっていないのかと聞きますと潰れたとのこと。



同じ値段の安いホテルがあるからと連れてかれまして、

値段を聞くとオーナーを呼んでくるからロビーに座って待っていろとのこと。

これまた随分とハンサムな若旦那が登場しまして、はっきりした分り易い英語を話し、

なんか纏っているオーラが格好いいのですよね。



カリフォルニアホテルに行ったら潰れていて、

そこの兄ちゃんが同じ値段で泊まれると言ってたんだけど、と値段を聞きますと35LE(700円)とのこと。

[地球の歩き方]には30LE(600円)と載っていると本を見せますと、

古いんじゃないかと言いますので、表紙を見せて最新版であること確認させます。

『OK, 30LE(600円).』と、本通りの値段になりました。

もっとも掲載されていたホテルは潰れていたのですが。



 

翌日のシュノーケルも送迎、レンタル代、昼飯込みで120LE(2400円)と交渉が成立し、

シーフードを食べにレストラン(RED SEA)へ。

シーフードと言っても日本のように刺身はなく、海老を焼いたものと、イカと白魚のフリッターを頂きました。

その他、スープ、サラダ、パン、ビールを2杯飲んで116LE(2320円)。



2007.12.27 記。


●11日目(11/30):世界一美しい海 紅海(RED SEA)


かつてフランスの海洋学者クストーが世界で最も美しい海と称えた紅海。

まだまだ汚されずに不滅の群青色の海面がキラキラ輝き、

抜群の透明度で海面からも珊瑚礁やさまざまな魚を見ることが出来ます。

ともあれ[世界一奇麗な海]やらで検索すると、沖縄県宮古島がヒットしたりしまして、

実際何処の海が世界で一番奇麗なのかは不明です。

ついでに紅い海は青かったです・・・



約束の8時にロビーに行くも誰もいません。

8:20になってようやくドライバーが迎えに来まして、港に行き船へ。

ほとんどといいますか、僕以外は皆ダイビングでしたので、

軽く疎外感を抱きながら独りでパチャパチャやってました。

水中カメラを持ち合せておらず写真は撮れなかったのですが、いやいや、

言葉に尽くせないほどの多種多様な魚や、直径が30cmほどもある爆弾ウニや、

お化け貝なんかと対面してまりました。





日本人が2人ダイビングしに来てましたので、伺ったメールアドレスから連絡が取れれば、

後から写真をアップします。





ちなみに水温は低く、みなさんシガールってんですかね?水中スーツみたいなやつを着てたのですけれども、

『あれ?着ないの?』だとか聞かれたのですが、こんなに水が冷たいと思ってませんでした・・・

僕が足で水温を確かめてますと、写真のフランス代表の10番ユニフォームを着たなんちゃってジダン・コックと、

右側の日本語ペラペラなドイツ人の彼女(船でバイト暮らし)に背中を押されてお約束通り海に放り出されました。



 

 

極悪コックの飯です。

飯だけはめちゃくちゃ美味かったです。





悪知恵でも負けました・・・



16:00〜16:30の間に終わるのでその時間になったら港にいると言って引き返して行ったドライバーですが、

予想通りいません。

フィンにゴーグルにシュノーケルを持ちながらホテルに向かってテクテク歩き出しますと、

しばらくすると後方から『ジャパニーズ』と声をかけられます。

『二往復もして探しちゃったよ。』なんて言ってましたけど、120%くら嘘だと思います。



ホテルに戻り身支度を整え、バスターミナルまで運んでもらい、物凄いニタニタ顔でチップを期待してまして、

またこれが憎めないものですから、20LE(400円)差し上げると僕の頬に接吻せんとばかりに感謝されました。

10分もしないうちに発車するとのことで、急いでチケットを購入しようとすると、

50LE(1000円)のところを70LE(1400円)とからかわれ、本当に70LE出してみると20LE戻ってきました。



カイロまで6時間、1LEで荷物を預かってくれるのですけれども、

カバンにシールを貼り、渡された引き換え券と照合して荷物を受け取るのが普通だと思うのですけれども、

このシールと引き換え券がまるで役に立ったためしがなく、荷物を受取る際に係員はおらず、

ひとつ前の停車駅なんかで他人に黙って荷物を持ってかれても全然分らない。

とりあえず盗人(ぬすっと)がそそるようなリュックではなかったのでそんな心配はいりませんでした。



前のアメリカ人が椅子をヘシャゲルくらい倒してきまして、素晴らしく窮屈な思いをしたのですけれども、

エジプト式にのっとって席を勝手に変えました。



バフレイヤ・オアシスにいる際に、サクラホテルが安く、おまけにオーナーは日本語が話せると聞いていましたので、

早速探し当て入りますと、泊っている客は全員日本人。

しかも学生さんで、留学生とのこと。

野郎は野郎どうしルームシェアしてまして、おにゃにゃのコもおにゃにゃのコどうしルームシェア、

僕一人個室を借りて泊まったのですけれども、

『シェアしないんですか?』という学生に、「オナニーしたいからね。」と言ったらひいてました。

サクラホテル一泊10US$(1110円)。



2007.12.27 記。


●12日目(12/01):因縁のギザで再び対決してみる
 

戻って参りましたギザのスフィンクスとそのケツです。



※メモ18 ギザのピラミッド
50LE(1000円)
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何気なく戻って参りましたと書きましたが1時間前まで再び不快な感に陥っておりました。

ホテルを出てタクシーを捕まえようとすると坊主の学生が息をきらせて走ってくるではないですか。

僕が出るときには昨日金を払った旦那はおらず、僕のデカチンコを見るハメになった嫁さんがいたのですが、

どうやら彼女が呼んでこいと言ってるようです。



なんだろう、僕のデカチンコに恋しちゃったのかな? なんて罪なマイ・ジョニー。

だとか思いながら戻りますと、金は払ったのかと言ってる御様子。
(アラビックしか話せなかったので坊主に通訳してもらいました。)

昨日旦那に1US$払ったと坊主に伝えてもらいますと、

笑みを浮かべて僕の顔(と、さっと股間に目をやったのを見逃さず)に目をやって見送ってくれました。

風呂場が通路を挟んで真向かいでしたのでフルチンで行き来していたところを見られ、僕の股間に恋した御様子。



で、こんなことは別に気にもとめないのですが、タクシーのクソオヤジに大激怒したのです。

タクシーを捕まえて2日目の日記と同じく、

「Side of sphinx, bus tarminal OK ? (スフィンクス横のバスターミナルに行ってくれ。)」と言うと、


なんとこのバカで、下衆(ゲス)なバカで、大バカ野郎のブいかれポンチが、

例の陰気な老獪なペテン師が集うヤクザなラクダ使いの場所に連れていくではないですか!



ちょいと疲れがたまってうとうとしていたのですけれども、

肩を叩かれ、着いたと言うものですから、これ夢疑いなく20LE(400円 事前に交渉済み)を50LE(1000円)札で払い、

30LE(600円)のお釣りがくる間窓の外を覗いてみますと、

ピラミッドもスフィンクスも見えやしない。

脳裏に浮かんだものは、陰惨なエジプト初日に味わった不快の念だった。



二度と見たくない、訪れたくない、土に動物の糞尿の匂いがしみついた陰鬱な空気が漂う、

全てが寂れていて、下品で、下卑た配色の建物がひしめき並ぶ、

この二度と思い出したくもない土地が、今この目の前にそっくりそのまま、寸分違(たが)わずに映っている。



 

『あら、また来たのねお兄さん、懲りない人、私の味が忘れられないのかしら、

あは、今日の締りも絶好調よ、あなたのデカチンコ、罪な10000$の価値のある賞金首のジョニーも、

あたしのおまんこの前では可愛い子供同然、たんとお支払いになって、夢の世界へさあ、パラダイス おまんこ ライト ナウ。』



殺す。

殺さずんばあるまい。



「fuuuuuuuuuuck ! What' this !!!! (なんだこれはクソ野郎!)」

「Who asked U, take me to this place !??? (誰がこんなところに連れてけって頼んだんだよ!)

「Listen ! Listen to me indeed ! (耳の穴かっぽじってよく聞きやがれ!)」

「I said side of Sphinx, bus tarminal. OK ? (スフィンクスのそばのバス停に連れてけって行ったよな?)」

「You were'nt listening ? (聞いてなかったのか!?)」

「What's this ? Whre's Sphinx ? Where's bus tarminal ? I can't see !? (なんじゃこりゃ? スフィンクスはどこだよ? バスターミナルは? 見えないぜ!?)」

「Don't don't don't fuck off me ! (マジ舐めるなよ!)」

「Back ! back right now ! Give me my money ! (今すぐ金を返しやがれ!)」



こうドライバーを叱責すると、またもや村中の人々が寄ってきます。

僕がドライバーに渡した金を奪い取ろうとするも握りしめたまま一向に離そうとしない。



「Back my money fucker man ! he stolen my money ! Police ! ! ! Police ! ! ! (金を返せブタ野郎!こついが俺の金を盗んだぞ!!ポリース!)

「Hey, listen to me fuckking dog. if U don't back my money, U will die !(薄汚い犬野郎め、俺の言うことを聞かないと死ぬことになるぞ!)
↑これはちょっと使ってみたかったのだけれども、酷くビックリしてました。英文には自身がありません。

「U shall not have a farthing from me ! (お前にはびた一文やらない!)」



『U remenber me !? (俺を覚えてるか?)』

すると例のラクダ使いが車窓ごしに話しかけてくるではないですか。

「I don't know about U ! Far away ! (お前のことなんて知るか!あっち行け!)」



[地球の歩き方]によるとエジプトではこうした(かどうかは知らない)口論が日常的で、僕もそれに従って挑んだのだけれども、

必ずと言っていいほど仲介人が登場するのです。

つまり僕は例のラクダ使いが仲介人になるのを拒んだのです。

そしてでっぷりと太ったゴツめのオヤジが登場し、どうしたんだと聞いてきました。

僕はこの盗人が金を取りやがったと大げさに説明すると、

彼も彼で盗んでいないと弁解しだします。



で、またまた[地球の歩き方]によるとお金を払ってしまった場合はまず返ってこないとのこと。

仲介人によるとここまでの分は払わないといけないよとのことで、スフィンクスまで案内するからとのこと。

至極もっとも彼の言うとおりでして、30LE(600円)返せと言いますと、このバカチンが20LE(400円)しか返さない。

仲介人の目の前で札を数えてやって、「盗人め、あと10LE(200円)返しやがれ!」と言いますと、

『Ticket, ticket this is Egyptian stale. (ティ〜ケ〜、ティケ〜、これはエジプト式なんだ。)』と言います。



この『ティ〜ケ、ティケ〜』という言い方が非常に耳障りでして、

どれぐらい耳障りかってと、以下の文章くらい目障りなのです。

『asuka君昨日飲み屋にいたおにゃにゃのコのふくらはぎずっと見てたでしょ?w

巨根だからすぐに分かったよ。wwwww』

文章そのものには100点まんこをつけれるのですが、この『w』がむかつきます。

人をコバカにするのは構わないのですけれども、この『w』が不潔な卑猥さを持っていて僕の美学に反するのです。



で、まあ耳障りを目障りに例えて表現するのもアレなんですけど(このアレってのもギリギリ腹立たしい)、

「Fucking pig, Don't deside price by yourself. Ticket is just 1LE ! (ぶたまん!勝手にチップの値段を決めるんじゃないぞ!貴様のチップは1バウンズだ!)」

と言いますと、仲介人がなだめながら5LE(100円)と言ってきます。

20km以上は走ったので妥当な値段なのですが、3LE(60円)だと言いますと、OKと成立。



ところがこの極道ぼっちゃんが呆れるほど舐めてまして、

多数の村人という観衆に囲れ、仲介人の下したジャッジメントにも関わらず、6LE(120円)しかよこさない。

7LE(140円)返ってくるはずの残りの1LE(20円)を卑しくもせしめてるのです。

「Fucking blanker ! 1, 2, 3, 4, 5, 6 ! (このバカ目ん玉!6LEしかないじゃないか!)」

と言ってしぶしぶ残りの1LEが返ってきました。



 

『怒らないでくれよ、エジプシャンのことを嫌いにならないでくれよ。』

なんて仲介人に言われながらスフィンクス近くまで送ってもらい、

「怒ってないさ、エジプシャン大好きだよ、特に女性がね、

目が大きくて、鼻が通ってて、残念なのはふくらはぎが見れないことくらいだよ。」

と5LE(100円)のチップを渡しますと、

タクシーより多いチップじゃないかと笑ってました。



『ヤマモトヤマー』と、既に死語と化した日本語で追いかけてくるラクダ使いのおじさん。

山本山って・・・

もうTVのCMすらやっていないような気がします。

『トオイイヨー、ツカレチャウ、ラクダノッテネー、サムラーイ』と勧誘されるのですけれども、

侍はみんな歩く必要があるんだよ、と嘘も方便で断り、

もうヤマモトヤマは古く、今日本で流行ってる言葉は[デカチンコー]と[ビッグマンコー]なんだよ、と教えてきました。

早速『デカチンコー ビッグマンコー』と連呼しながら別の客を勧誘しに行ってました。

知ーらないっと。



 

スフィンクスが見つめるケンタッキー屋さん。

流石世界のケンタッキー、味はほぼ同じと言ってよいと思います。

7UPが5.99LE(119.8円)、バスケットが13.25LE(265円)と7UPが高い・・・

計19.24LE(384.8円)なのですけれども、50LE(1000円)払うと30.76LE(615.2円)返ってくる計算なのですが、

30LE(600円)しか戻ってきませんでした。



カイロのエジプト考古学博物館へ向かおうと、バスを待ってますとこれまたガキんちょ(7才くらい)達が寄ってきまして、

色々と遊んでいたのですけれども、

何を血迷ったのか突然道端に落ちている馬やらロバやらの糞を手で掴むと僕の顔に向かって投げてきやがるのです。

僕はウンコを投げられるような顔をしているのでしょうか!?



おいおい、ちょっと待ってくれよ、と嫌がる素振りを見せますとますます喜んで投げ出す始末。

寄るんじゃねーとペットボトルのキャップを空け、右手に握りながらガキんちょ共の顔面に水をぶっかけますも、

怒涛の反撃で応戦してくるではないですか。

悪いけどスカトロプレーは御免だぜ。

で、本当に申し訳ないとは思ったのですけれども、一向に止める気配がありませんでしたので、

これはもう大人のケジメとしてですね、

元サッカー部だった僕のトゥーキックでガキんちょのケツの穴を思い切り蹴飛ばしましたら泣いちゃいました。



わんわん泣くものですから人だかりが多いバスターミナルにおられず・・・

仕方なく逃げ出してマイクロバスで向かいました。



 

カイロの考古学博物館です。

16:51に撮影したものと17:53に撮影したものなのですけれども、出てきたときには夜になってました。



※メモ19 エジプト考古学博物館
50LE(1000円)
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カイロからバスで3時間あまり(18LE 360円)、アレキサンドロス大王が建てた街、

世界三大美女とうたわれるクレオパトラが暮らした街、アレキサンドリアにやって参りました。

やって参ったのはいいんですけど、降ろされた停留所から繁華街までタクシーで10LE(200円)、

英語の出来ないエジプト人に『ハロー?ハーワーユー?』と一万回くらい耳にタコが出来るまで聞かされました。

しかも全然道を知らず、このタクシーに限ったことではないのですが、少し走っては車を止めてそこら辺の人に聞いてました。



 

フラフラと街を歩いてますと流石は地中海に面する街だけありまして、

新鮮(でも不衛生)なお魚さんたちを並べたレストラン(シャーバーン)を発見。

てか、魚だけでよかったんですけど、ライスもパンもサラダもお約束のように出るものですから、

ほとんど残してしまいました。

35LE(700円)。





僕がエジプトにいる間に、日本VSエジプトのサッカー国際試合があって日本が勝ったのですけれども、

特にケチつけられることなく快く仲間にいれてくれました。

食いすぎて口からエビが出そうでした。





エジプトで酒を買うのは一苦労なのですけれども、バーがあったので入ってみました。

みなさん随分酔ってられるようでして、酔ってくれてるときの英語は非常にノロくて聞き取りやすかったです。

エジプシャンも平気で酒を飲んでまして、イスラム教は不味いんじゃないのかと聞きますと、

『ノープロブレム(問題なし!)』とのことでした。

ビール1瓶10LE(200円)と、とくにボラれることもなく・・・

酔っ払ったアメリカ人のおばちゃんに踊らされるわで泣きそうになってました。



2007.12.28 記。


●13日目(12/02):捕まるタクシーとNo[No Entry]
  

タクシーに乗ってカートッーベーイの要塞へ。

3LE(60円)くらいな距離だったのですけれども、5LE(100円)を要求されるも、

もうなんか話にもつきあわずスタスタ歩いてアレキサンダー大王が築いた灯台へ。

地元の学生達が1LE(20円)で入ってるのを見まして、

1LE払いますと、『U !? No ! 20LE(400円).』ですって。



※メモ20 カートッーベーイの要塞
20LE(400円)
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要塞だか、灯台だかの窓から外を覗きますと、

力強い波が押寄せる地中海が眼前に広がります。



  

カートッーベーイの要塞から7kmあまり、もう事前に交渉するのも面倒臭くなってまして、

こんなもんだろと7LE(140円)払うも10LE(200円)とせがまれます。

ここエジプトのタクシーなのですけれども、僕は全支払いを車を降りてから行っておりまして、

ぶっちゃげ運転席から足りないだとか言われてもほってける立場だったのですよね。

それに一応人ですから、相手が損するような値段は払ったつもりはなく、

至極まともだと思われる値段を払ってきたつもりでした。



で、最終日もこうたかられまして、

丁度着いた場所にポリスがいたものですから、

僕が来た場所を伝え、7LEが妥当だと思うんだけど10LEって言うんだよ、なんてことを伝えましたら、

これが以外にも大変なことになってしまいまして、

ドライバーは何やら書類を拝見され、しまいにはポリスの車に乗っけられてどこかへ連れてかれてました。



 

エジプト最後の遺跡、カタコンベを訪れて参りました。

王族の墓を収めた場所だったらしいのですけれども、

なんだか後に住民もここに墓を入れて落ち着いたらしいです。



  

[No Entry(進入禁止)]と書かれた場所を通りかかりますと、

側にいた警備員が『Follow me(ついてきな)』と目配せしてきました。

王族のミイラとそこら辺のおっちゃん達のミイラが発見された場所だそうで、

いろいろと説明を頂きまして、お約束の5LE(100円)を払って正規のルートへ。



 

足場が水路になってまして、舗装された板の上を飛び回るように歩いていたのですけれども、

ここも同じくミイラを収めていた場所だそうです。



  

カタコンベからシーク(市場)までタクシーで戻り、歩いてローマ円形劇場へ。

ぶっちゃげここが何だったのか全然知らず、

[地球の歩き方]を読みながら適当に進んでますと、銃を持ったポリスが追いかけてものですから、

あわてて逃げる始末。

どうやら気づかないうちに[No Entry]をと書いてある場所に侵入していたようです。

公の目の監視が行き届くところでは流石に賄賂は通じないようです。





アレキサンドリアからカイロに電車で戻ろうとしますと、

切符を購入しようと金を払ったにも関わらず顧客管理用のコンピュータが天に召され切符を発行出来ないとのこと。

仕方なく駅前に出まして、マイクロバス付近にいる兄ちゃんに、カイロまで急いでいるからなんとかしてくれと頼みますと、

地元のマイクロバス止めて、
(そのとっつかまえ方がまた凄じく、右腕をグルングルン回しては、訳の分からないアラビックで、首を切られた鶏さながら、

頭を四方八方に振りぶちまいてはマイクロバスを止めてました。)

お礼に1LE(20円)を渡してカイロへ17LE(340円)、電車の19LE(380円)よりも微妙に安かったです。



カイロの繁華街ハンハリーリを適当にうろつきまして、2000円だという土産も俄然強気で交渉しますと、

クリスタルのピラミッド3点セットだかたが300円に。

どれだけ適当な国なんだと、

最後にレストランでエジプト代表の国際試合を見ながら酷く不味いチキンを寄って来た猫にやって参りました。





エジプトの国の貧富の差は激しく、

この旅は10万円以内で収めようとしていたのですけれども、

少し余分にお金が余りましたので生活の厳しそうな物売りに1万円余りを寄付。

こういう身勝手なことをすると決まってそれがどれだけ相手を駄目にしてるか分かっているのか?

なんて言う輩が出てくるのですけれども、ここではパス。



路上で訳の分からない絵葉書やらを、糞尿垂らすわずか3才足らずの子供の面倒を見ながら物売りをする女性達。

いつまで生きることが出来るのかも分からないけれども、

とにかく生きることで必死であり、意思があるのならば、少なくても彼女達に咎められることはないでしょう。

3組の路上暮らしに各々3300円ほどを手渡し、寒空の下で満足のいかない毛布に包まる子供に上着をプレゼント。



カイロ空港のバス停まで33才の見知らぬ紳士な男性に見送られ、無事カイロ空港へ2LE(40円)。

独り身なことで話があったのですけれども、

結婚は逮捕されるようなものだとおっしゃってました。



カイロ空港に到着するも出発まで3時間あまり。

土産物屋を見に行こうと適当にうろちょろしてますと、案内係りのオヤジが案内してくれると、

持ち場を離れて僕についてくるのですけれども、

途中で両替してくれとのことで、『Beleave me.(俺を信じて。)』だとか言っているのですけれども、

僕の50LE(1000円)を8US$(888円)と取り替えてくれとのこと。

10US$(1110円)ならいいと応えると苦笑いされ、9US$(999円)にしてくれと懇願される始末。

もうエジプトポンドは必要もないので交渉成立。



ともあれエジプトを抜けるも途中のロシアで戦慄の換金率に驚愕し、
(パンとビール2本で2000円近く。)

待機の12時間、酒に潰れて通路でひたすら寝、さらに10時間かけて日本に戻りました。

例え5万浮いても、次回は直行便で行こうと胸に誓ったのですけれども、

多分もうエジプトは行かない。



2007.12.31 記。


●地図




・ルート


01日目(11/20):東京成田空港→カイロ空港
02日目(11/21):カイロ空港→ギザ→カイロ
03日目(11/22):カイロ→バフレイヤオアシス→黒砂漠・白砂漠
04日目(11/23):黒砂漠・白砂漠→バウィーティ
05日目(11/24):バウィーティ→ギザ→アスワンへ(汽車泊)
06日目(11/25):アスワン→アブシンベル
07日目(11/26):アブシンベル→アスワン→コム・オンボ(宿屋がないためアスワンへ)→アスワン
08日目(11/27):アスワン→コム・オンボ→エドフ→エスナ→ルクソール
09日目(11/28):ルクソール
10日目(11/29):ルクソール→ハルガタ
11日目(11/30):ハルガタ→カイロ→アレキサンドリア
12日目(12/01):アレキサンドリア→カイロ
13日目(12/02):カイロ→カイロ空港→成田空港へ(12/04 11:00着)


●動画

No. タイトル 軽いバージョン
動画01 ギザの道路状況 軽いバージョン
動画02 白砂漠の夕暮 軽いバージョン
動画03 白砂漠のディナー 軽いバージョン
動画04 白砂漠のお祭り 軽いバージョン
動画05 白砂漠のお祭り2 軽いバージョン
動画06 白砂漠の朝日 軽いバージョン
動画07 砂漠ロード 軽いバージョン
動画08 ホモ教師とドライブ -
動画09 エジプトの車窓から 軽いバージョン
動画10 ホルス神殿 軽いバージョン
動画11 お馬のひんべえさんと仲良子よし 軽いバージョン
動画12 カルナック神殿 音と光のショー 軽いバージョン
動画13